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フォト撮れメモ 平成16年

  平成16年   
1/1 夏尾町より   1/2 韓国岳   1/3 韓国岳   1/4 中岳・新燃岳   1/10 新湯林道   1/11 池めぐり   1/12 新湯   1/18 甑岳   1/24 大浪池   1/25 甑岳
1月1日(晴れ)夏尾町より
御池町から見た高千穂峰 フォト「御池町から見た高千穂峰」
夕方えびの高原へと足を運ぶつもりで車を走らせたが霧島神宮へ向かう参拝の車で荒襲の手前から道路は渋滞、何時に着くのか判らず途中で御池のへと向かうことにした。
この場所は高千穂峰が目の前に迫るポイントで御鉢も二子石もよく見える。夕焼けを期待したのだが空には雲も少なく御鉢からは噴煙も見えない。





1月2日(雲と強風)韓国岳
韓国岳山頂 フォト「韓国岳山頂」
韓国岳山頂に午前6時前到着。登っているときは星がきらめいていて流れ星も2個見たのだが山頂に近づくにつれて風が強まり雲も低く垂れ込んできた。
御来光どころか横殴りの風が容赦なく山肌を走って行く。防寒は万全なのだがさらに1枚ゴアテックスのブレーカーを着込んでしまう。ただ待つこと約4時間見えたのは白い太陽だけだった。シャッターを1回も切らずに午前10時過ぎ山頂を後にする。
小地獄を発ったら雨が降り出してきた。でも明日は晴れの予報だ。





1月3日(晴れ)韓国岳
霧氷 フォト「霧氷」
韓国岳に再度トライ。小地獄を4時半出発する。他に車が5,6台。状況は昨日とよく似ていて星が出たりガスがかかったりだ。でも今日は霧氷が出来ている。
3合目、4合目と登るにつれ霧氷も大きくなっていく。期待は膨らむのだがガスがかかっている。山頂は昨日と同じく強風の洗礼、でも火口から吹き上げてくるガスが明るい。地平線も青く赤く見え気持ちが高ぶる。
昨日と同じポイントに着き早速スタンバイ。雲海は甑岳を隠していて大浪池を越え新燃岳へと行くのだがその手前で消えてしまう。
7時14分正月3が日目の御来光だ。霧氷に御鉢の噴煙、それにグラデーションの御来光。雲海が新燃岳に回り込まなかったのは贅沢か。


1月4日(晴れ)中岳・新燃岳
中岳 新燃岳 フォト「中岳」と「新燃岳」
高千穂河原に朝6時半前に着くが他に駐車している車はなし。高千穂峰の登山禁止が影響しているのだろう。すぐに中岳登山道を懐中電灯で照らしながら石畳を登って行くこと10分余、平坦部に着く。
撮影ポイントを決めて高千穂峰の夜明けを待ち構える。今の時間桜島も高隈山系も見えない。日の出はちょうど高千穂峰に隠れてしまうので顔を出したのは7時50分だった。
貸切となった中岳を登り新燃岳へと向かうが待っているのは鹿だけだ。新燃岳山頂は風が強く早々ともと来た登山道を下っていく。高千穂峰の御鉢は噴煙が昨日同様活発なようだ。上空にはヘリコプターも飛んでいた。中岳を下山する頃には登ってくる登山者十数名とすれ違う。


1月10日(晴れ)新湯林道
新湯林道から獅子戸岳と新燃岳を望む フォト「新湯林道から獅子戸岳と新燃岳を望む」
新湯の登山口にはまだ誰も来ていない。時間は9時25分、空は晴れてはいるがまだ風が冷たく感じる新湯林道を一人歩き出す。韓国岳にも大浪池にも獅子戸岳、新燃岳、高千穂峰にも雲はなく青空が広がっている。
上のフォトは野間さんから教えてもらったポイントで紅葉の時期はとても綺麗な撮影場所だ。デジカメで撮ったものを2枚つないでパノラマにしている。
空に雲がないので撮影するにはおもしろくもなく新湯の沢へと向かう。この沢で2人、帰る途中で2人会った。


1月11日(晴れ雲多し)池めぐり
北展望台から・・左より甑岳・夷守岳・韓国岳、手前は六観音御池 フォト「北展望台から・・左より甑岳・夷守岳・韓国岳、手前は六観音御池」
不動池のほとりには雪が残っていて澄んだ湖面に筋雲が映りこんでいる。チャンスとばかり手持ちのまま撮影する。不動池が輝いている。でも雲の形も変わり風も出てきてさっきの表情は消えてしまった。
六観音御池を過ぎ北展望台へと向かう。北展望台からのパノラマを撮るためだが出来上がりは雑になってしまった。
つぎに白鳥山、二湖展望台へと進みえびの高原に下る。アイススケート場もオープンしているからか駐車場は車であふれている。


1月12日(晴れ)新湯
新湯から・・左より大浪池・韓国岳・獅子戸岳・新燃岳・中岳 フォト「新湯から・・左より大浪池・韓国岳・獅子戸岳・新燃岳・中岳」
またまたパノラマだ。これは4枚つなぎ合わせたのだが濃淡があり継ぎ目がはっきりしている。でもその場に立った気持ちに感じることだろう。
新湯から少し戻り両滝へと林道を登って行く。両滝は葉も落ちた木々がいかにも冬の風情をかもし出していて、ただ聞こえるのは滝の音だけだ。鳥のさえずりも消しこんでいる。
空は青空が広がっているのだが滝までは日が差し込んでこない。


1月18日(晴れ)甑岳
甑岳火口の湿地より フォト「甑岳火口の湿地」
チェーン規制は解除されていて甑岳登山口に到着、路肩は除雪された雪が凍り付いていて昨日造ったのだろう雪だるまがあちこちにある。
赤松千本原に下りるとまだ雪は残っていて凍結気味だ。その上を歩く音だけが松林の中に響き渡る。誰とも会わずに甑岳山頂に着く。火口を見ると湿地は雪で真っ白になっている。火口に下りるのも凍結していて滑りそうでこわごわ下りていく。
たった一人だけの湿地で撮影して引き上げる。




1月24日(晴れ)大浪池
大浪池と韓国岳 フォト「大浪池と韓国岳」
霧島神宮の手前、荒襲でタイヤバンドを後輪に装着する。これで新湯の上り坂も万全だ。
大浪池登山口に9時半ごろ到着するが誰も来ていない。スパッツを付けアイゼンを履き登山道を登って行く。
登山道は山頂まで雪道でアイゼンが役立っている。山頂に着くと湖は半分以上凍りついていて青空に映える。東回りをまだ誰も踏み入れていない雪に足跡をつけ登って行く。
東回りから新湯の道を見ると白くしていて帰りは下りで大丈夫だろうかと一人心配ばかりする。崖の方に入り込むと滑りやすいので韓国岳もまた雪雲に覆われてきたので途中から引き返す。帰りの新湯の坂は大丈夫だった。



1月25日(晴れ)甑岳
氷結した不動池 雪の赤松千本原 フォト「氷結した不動池」と「雪の赤松千本原」
不動池は氷結していてそのデザインが名前は忘れたがマスコットのあひるに似ていて面白い。
タイヤバンドは装着しているが霧島神宮からえびの高原までは雪もなく大多数の車はチェーンなしで走っている。ただ小林線は日陰なので凍結気味のようだ。
甑岳登山口に車を止め昨日と同じいでたちで樹海の中へと消える。この前よりも雪は深く積もっているのだがなかなか太陽が顔を出してくれない。甑岳の登り口まで来て引き返す。
登山道からはずれて雪の風景を撮ろうとキョロキョロするばかりで写真集やグラビアに出ている情景とは程遠いアングルばかりだ。韓国岳も真っ白で登山者も行楽者も多い昼だった。



  平成16年   
2/8 新湯   2/11 高千穂峰   2/14 韓国岳   2/15 韓国岳   2/28 大浪池   2/29 池めぐり
2月1日(曇り)
ポストカード フォト「ポストカード」
昨日から風邪気味で山へは自重する。
「ポストカード100枚で見る霧島連山・春夏秋冬」というタイトルでM銀行ロビーにて展示をすることが決まった。期間は3月のある日からでその準備の真っ最中だ。ポストカード100枚でも広げればかなりの面積になる。掲示用の材料を揃えたりと楽しみだ。
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2月8日(晴れ)新湯
雪の両滝 新湯の坂 フォト「雪の両滝」と「新湯の坂」
朝9時前に自宅を出発、えびの高原へと車を走らせる。新湯の手前でタイヤバンドを装着して新湯の水汲み場までは順調に走って来たのだが橋を過ぎ右カーブから上りに入った途端ストップ。
前方には立ち往生した車が数台、その上のほうでも車が離脱しているので道路管理事務所の人がバックするように言われ水汲み場まで下る。
Nさんと不動池で会う予定だったが連絡も出来ずここで時間を持て余す。それではと両滝へ行くことにする。私が歩く前に足跡が2つ、この登山道から新燃岳方面へと向かって続いている。
両滝も白く雪が積もりツララも下がって冬の厳しさをかもし出していた。


2月11日(晴れ)高千穂峰
高千穂峰・御鉢 御鉢の噴気 高千穂峰山頂
フォト左から「高千穂峰・御鉢」「御鉢の噴気」「高千穂峰山頂」
朝8時20分、高千穂河原から高千穂峰へとスタートする。石畳の登山道は所々雪が残っていて凍っている。御鉢の登りになって錦江湾を見ると霞んで桜島は見えない。春霞、春ですね〜。
御鉢を登るのにもピッチが上がらずどんどん追い越されてしまう。9時12分、御鉢の火口が見え噴気が上がっている。9時42分、鞍部に着く。ここから頂上まで細かな火山石のザレ場で登っているのか滑っているのか慎重になる。10時12分やっと山頂の日の丸が見え元気が出てくる。
熊本方面も都城方面も霞んでいて、ただ風が弱いので気持ちがいい。11時43分高千穂河原に着く。
疲れた・・・。


2月14日(春一番、山荒れ模様)韓国岳
韓国岳登山口
フォト「韓国岳登山口」
朝7時、竹山の田園からあさもやに浮かぶ高千穂峰を撮るためスタンバイ。
朝もやにまどろむ木々や家が風情があって絵になるのだが高千穂峰は姿を見せない。次回を期待してえびの高原へと車を走らせる。
8時半過ぎ小地獄をスタート、他に2組のパーティ。1合目から登山道は凍っていてアイゼンを装着して2合目、3合目、4合目と登り順調だ。でも今朝の霧島山は濃霧と強風で冬に戻った感だ。9時20分、5合目を通過し6合目、7合目。ここでツァーの御一行とすれ違う。総勢数十名、アイゼンを用意していなかったのか凍った登山道を下って行く。南国宮崎でも山は雪が降る。備えあれば憂いなし。
山頂に9時52分到着、縦走路の方へと足を向けるが横殴りの風に早々に下山する。11時登山口到着。下山するときも登る人とたくさんすれ違ったがアイゼンをつけている人は数えるほどだった。運動靴の人もいたな。


2月15日(晴れ風強し)韓国岳
韓国岳山頂から高千穂峰を望む 韓国岳山頂から見た大浪池と桜島 フォト「韓国岳山頂から高千穂峰を望む」と「韓国岳山頂から見た大浪池と桜島」
昨日は春一番が吹き荒れ山韓国岳も荒れ模様だった。今日再度トライだ。昨日と同じく朝7時、竹山にてスタンバイ。今日は高千穂峰が朝日に赤く染まっているのだが朝もやがたたずまたまた次回のお楽しみ。
韓国岳の登山道は滑りやすくアイゼンを装着しようかと迷ったが結局つけずに登った。4合目までの登山道は木に覆われていてなかなか雪が溶けず凍っている。
山頂も風が強いのだが桜島も見え縦走路の撮影ポイントには霧氷はないのだが雪が残っていて気に入ったロケーションに満足。大幡池も池の半分が凍っていた。大浪池もほとんど全面結氷で白紫池も不動池も凍っているのが見えた。下山するときはアイゼンを装着する。
8時9分登山開始、5合目8時45分着、9時19分山頂、9時37分縦走路の撮影ポイント、10時33分山頂、11時22分小地獄着。


2月28日(晴れ)大浪池
大浪池頂上より フォト「大浪池頂上より」
朝7時23分竹山。今朝は霜と朝もやと高千穂峰、青空と雲と絶好の撮影日和だ。
川面から撮影し、田園から撮影し高千穂峰が雄々しい。いい感じで撮影すること約1時間、車を大浪池へと走らせる。
8:00大浪池登山口→9:06頂上→10:02非難小屋→11:06頂上→11:33登山口。
マンサクは一株だけ咲き始めているのを見つけた。でも蕾も黄色く色づいていて昨年どおり中旬から見頃になるのだろうと勝手に予測する。
登山道もヤブ椿があちこちで咲いていて登山する人の疲れを癒してくれる。春の風を受け大浪池を一周し満足。



2月29日(昼から晴れ)池めぐり
六観音御池 フォト「六観音御池」
午前中は雨で散髪に行く。昼前、雨も上がり高千穂峰を見ると雲間から姿を現している。あわてて車を竹山へと走らせる。
ところが高千穂峰はまたまた雲の中に隠れてしまった。竹山で待つこと1時間、高千穂峰は隠れたままだ。
夕焼け時にまた来ようとえびの高原に向かう。新燃岳も韓国岳も青空が広がっているのに高千穂峰は見えない。
不動池と六観音御池の間の小高い山に登り一人だけの時間を過ごす。自分で書いていてくすぐったい。
竹山の夕焼けは太陽の沈む位置が悪く雲が少し赤くなっただけだった。




  平成16年   
3/7 大浪池   3/13 大浪池   3/14 大浪池   3/20 大浪池   3/21 大浪池   3/27 大浪池   3/28 新床
3月7日(雪景色、晴れたり曇ったり)大浪池
大浪池と韓国岳 霧氷 3月のなごり雪か、雪とマンサクを描きながら大浪池を登って行く。登山道は積雪していてアイゼンをつけて登る。大浪池登山口に来るまではもちろん新湯手前からタイヤバンドを装着。
先週咲いていたポイントに直行、マンサクの花に霧氷がつきすぎていてわずかに黄色を浴びている。まだ韓国岳は雲の中だ。次に東回りへと進みマンサクを探すが木は霧氷がつきマンサクの蕾も見えない。
時々韓国岳が真っ白な姿を見せあわててシャッターを押す。途中でYさんと久しぶりに会い最初に行ったマンサクのポイントに行き撮影する。この時刻には青空も広がり韓国岳もいっそう鮮やかに雪に被った全容を見せすばらしいロケーションとなった。
大浪池の来る前とその後で竹山から菜の花と雪の高千穂峰を撮影した。これも楽しみだ。

フォト「大浪池と韓国岳」と「霧氷」

3月13日(晴れ)大浪池
大浪池とマンサク マンサク 大浪池東回りから
フォト左から「大浪池とマンサク」「マンサク」「大浪池東回りから」
先週の雪景色とは一変して春の青空が広がっている。登山道からは鳥のさえずりや昨日降った雨でせせらぎの音が聞こえる。春の風も心地いい。
今日は韓国岳に浮かぶ雲も筋をなし最高のロケーションだ。後は現像してのお楽しみだ。先週行った雪を被ったマンサクに行き撮影する。次に東回りへと進みNさん、Mさんと一緒になり観測所近くのマンサクを撮影する。
山談義や花談義、写真談義と三人で登山口に到着下山する。
明日も天気がいいのでマンサクの花も大浪池を色添え登山者の来るのを待っているだろう。


3月14日(曇り)大浪池
大浪池とマンサク
フォト「大浪池とマンサク」
朝8時39分大浪池頂上、8時44分西回りのマンサクの咲くポイントだ。
空は青く白い雲がなびいている。湖面も静かで映し込みもきれいだ。9時6分雲が広がり青空がなくなってきた。
9時27分西回りから引き返し東回りへと進む。10時過ぎ東回りで吉村さんと出会う。
Yさんは西回りへと行き私は東回りを進みマンサクを撮影、10時30分はるリンドウの蕾をデジカメで撮影、harmanさんのHPに送ろう。
11時21分、西回りの最初の撮影ポイントでYさんと二人してマンサクを撮影したあと下山する。
来週を楽しみにする。





3月20日(曇り)大浪池
東回りのマンサク 大浪池頂上 フォト左から「東回りのマンサク」「大浪池頂上」 大浪池に行く前に山桜の咲き具合を見に霧島川に寄る。ヤブ椿は見事に咲いているのだが山桜はまだ咲いた気配もない。
大浪池登山口は9時を過ぎてもう駐車場は満杯で登山口近くに止め登って行く。皆さんマンサクの見頃をご存知で感心するのは私だけか。
頂上から東回りへと進みロケーションを確かめながら撮影していく。曇り空だが黄色のマンサクはしっとりとしていてその色も湖とマッチしている。
Nさんと会い、Aさんとも会い次にYさんと東回りで会った。12時過ぎ下山する。


3月21日(小雨)大浪池
大浪池とマンサク マンサク フォト「大浪池とマンサク」
雨にぬれたマンサクの花を撮ろうと広角レンズとズームレンズに接写レンズ、三脚と傘をさして大浪池登山道を登って行く。
韓国岳は雲の中だが大浪池の湖面は見ることができ黄色のマンサクの花もより黄色が強い印象を受けた。
接写で撮影するマンサクはエイリアンみたいだ。登山道からはずれ火口壁のそばまで近寄り撮影するから足元はずぶぬれになった。スパッツをつけるのも面倒くさい。
登るときも頂上でも下山するときもたくさんのパーティとすれ違った。Mさんともまたお会いした。


3月27日(晴れ)大浪池
東回りから湖面を覗く フォト「東回りから湖面を覗く」
春の陽気とともに菜の花は咲き桜も咲き出した。大浪池の登山道にも鶯の鳴く声がさえずり心地よい汗を出しながら登って行く。
青空が広がりマンサクも崖伝いを黄色に染めていて訪れる人を喜ばせてくれる。大きな岩の上に立ち韓国岳を目の前にして絵になる。写真を撮る人、岩の上で食事をするグループ、犬もきっと楽しんでいるはずだ。青空に黄色も映えますね。
またまた若き乙女お二人さんと大浪池であった。名前を聞いておけばよかった。また会うはずだ。「霧島連山トレッキング」を見てください。3月13日のフォトはお二人さんだったかな。




3月28日(晴れ)新床
新床の沢に咲くマンサク
フォト「新床の沢に咲くマンサク」
いつのもの手順で竹山に寄り高千穂峰を撮影する。今日は大浪池を通り過ぎ新床の駐車帯に車を止め沢に下りて行く。沢の水は枯れていて溜まりに水があるだけで冒険心が湧き上がってくる。
道路下から沢を少し下るとマンサクが数本黄色い花を咲かせていて花も大きい。
次に向かったのがえびの高原で道路沿いを春リンドウが花を添えている。シロモジ、ヤマヤナギが蕾を膨らまそうとしている。キブシもあちこちで房を下げている。
つつじヶ丘の手前で引き返す。帰ってからは我が家の草取りだ。







  平成16年   
4/4 新燃岳   4/10 甑岳   4/11 新湯林道   4/18 硫黄山   4/24 硫黄山   4/25 新湯林道   4/29 大幡山
4月4日(雨のち晴れ)新燃岳
獅子戸岳 フォト「獅子戸岳」
朝9時、霧島川沿いを車で走っている。夜明け前からの雨は上がったが空はまだどんよりとしている。
9時26分新湯温泉登山口を出発、駐車している車は他になし。この頃になると陽も差し始め青い空も雲の切れ間から覗いている。
新湯の沢沿いには早くもキリシマミズキが雨上がりの黄緑した房を大きくしてお出迎えだ。ヤブ椿、シロモジ、キブシそれからスミレと目を楽しませてくれる。
約2時間半で新燃岳の頂上に立つ。頂上は風が強くて寒い。手袋と厚手のブレーカーを着ているのだが早々に下山する。



4月10日(晴れ)甑岳
甑岳火口の湿地にて フォト「甑岳火口の湿地」
えびの高原への道路を車で走って見るとキリシマミズキは蕾から房をつけたところで来週頃から見頃だろう。
えびの高原を通り越し甑岳登山口に停車する。朝8時が過ぎている。
松林に注ぐ日差しも強いようで額にうっすらと汗がにじんでいる。甑岳には誰一人としていなくてススキの原を独り占めだ。でも火口の中はまだ春が来ていないようで霜も降りている。ハルリンドウも花数が少ない。
と、だらだらと書いているのだがデジカメからパソコンに取り込めないトラブルが発生していてあわてている私だ。結局今日撮ったデジカメのデータはホームページにアップできなかった。がっかりだ。
夕方プリンターのスイッチをONにしてデジカメをセットしたらパソコンが反応した。原因がわからないがよかった、よかった。


4月11日(晴れ)新湯林道
新湯林道 フォト「新湯林道」
先週に続きキリシマミズキが咲く新湯林道を鼻歌気分で歩く。新湯林道の終点までと思っていたがなかなかたどり着かない。
新湯林道にかかる橋の上から見ると山桜やキリシマミズキ、ヤブ椿と色を添えてくれている。山並みに青い空と白い雲が絵になる。
林道から沢沿いへと下り苔むした岩と水の流れを撮って行く。少し下った所に落差10数メートルの滝がある。
沢登りをする人たちへの目印だろうか、赤いビニルテープを伝って降りて行く。聞こえるのは水の音と鳥のさえずりだけで静か過ぎて辺りを見回す。
地図上で示す両滝はこの上流にある。まだ見た事がない。も少し若ければ行ったかも・・・。



4月18日(曇り)硫黄山
賽の河原 フォト「賽の河原」 天気予報では山沿いは50%雨で午後から雷を伴うかもと朝早くテレビで放送していた。昨日の土曜日は25゜Cを超える真夏日だったというのに山には行けなかった。
雨が降らない間にとえびの高原へと走らせたが途中から雨が降ったり止んだりのどんよりとした空模様だ。それでも小地獄登山口には韓国岳に登るパーティが多い。先週は山開きがあった。
韓国岳の裾野のシロモジやキリシマミズキ、オオカメノキはまだ開花が先で来週くらいからかと思う。強く冷たい風を受けながら賽の河原を一周、ミヤマキリシマの狂い咲きを発見。次にバードラインへと向かう。
バードラインの道路沿いにオオカメノキの花を見つけ感激する。さっそくシャッターを切る。
オオカメノキは葉も大きく澄んだ緑をしていて見た目もきれいで品がある。



4月24日(晴れ)硫黄山
夷守岳 フォト「夷守岳」
今日は親戚の結婚披露宴で10時までには帰らないとなんと言われるかわからない。生駒高原の駐車場に咲く紫色の可憐な花を構図に入れ夷守岳を撮影、まだ朝日が差さず紫色の透明感がでない。
生駒高原はいまポピーが満開だがここを通り越しえびの高原へと高度を上げて行く。急勾配の道路を景色を楽しみながら走らせる。霧島神宮や温泉郷からの景色とはまた違った光景が次から次へと後方へ飛んで行く。
小地獄登山口にはNさんの車があった。行き先は韓国岳の裾野と分かっていたのでまずは1合目から裾野を歩いて行く。韓国岳の山肌は新緑がまぶしくついシャッターを切ってしまう。今年のキリシマミズキは裏年とかで花つきは昨年よりは悪いのだがオオカメノキは今年のほうが花に勢いがある。
Nさんは夫婦で来られていて途中から合流する。






4月25日(晴れ)新湯林道
新湯林道の滝 両滝 フォト左から「新湯林道の滝」と「両滝」 今日はNさんと二人で新湯の沢の滝めぐりだ。日の出前に新湯に着き朝焼けを撮ろうとスタンバイ。ところが新燃岳方向は雲ひとつなく快晴だ。御鉢からは噴気が上空高く上がっている。
今の季節、朝早い霧島山は光もやわらかく鳥のさえずりを聞きながら時間がスローに刻んでいる。そんな自然を謳歌し鼻歌も出てくる。
新湯林道の橋にはミツバツツジが咲いていて登山者を喜ばせてくれる。新湯林道の沢を登るのではなくミツバツツジの花を求めて沢を下って行く。まだ早い時間なのであたりはちょっと薄暗い。ただ滝の音と鳥のさえずりだけが聞こえている。
両滝のミツバツツジは今年は花が少なく期待はずれだった。次に目指すは29日、新湯林道終点の沢の上流だ。ミツバツツジも満開だろう。



4月29日(快晴)大幡山
大幡池 フォト「大幡池」
今日は雲ひとつない快晴で心うきうきと新湯からミツバツツジを求めて林道を歩く。
Nさんと会い前後してミツバツツジのいつもの撮影場所に行くのだが今年の花付が今ひとつで私同様、訪れた人も期待はずれだった。
昨年は新燃岳の山肌をピンクに染め登山道を花のトンネルにしてくれた。ゴールデンウィークの頃はミツバツツジも今日より咲いていると思う。
今日は天気が良くてYさん、Sさんと会ったので大幡池まで足を伸ばした。大幡のミヤマキリシマの花付ももうひとつのようだ。久しぶりに360度の霧島山のパノラマを満喫した一日だった。





  平成16年   
5/2 大浪池   5/3 新湯分岐   5/5 大浪池   5/8 新燃岳   5/15 えびの高原   5/22 中岳・新燃岳・大幡山   5/23 韓国岳   5/30 池めぐり
5月2日(曇り時々雨)大浪池
大浪池 フォト「大浪池」 大浪池へと行く途中から雨がパラパラと降って来た。大浪池登山口には2台の車に私の車がある。時間は6時44分。
頂上に7時23分到着、韓国岳は見えない。デジカメで時間を計っているので要所要所で撮影していく。東回りに進みミツバツツジの咲き具合を見ながら半周する。東回りはまだミツバツツジの花が少なく途中からは傘をさしていざヒカゲツツジの場所に着く。8時25分だ。
ヒカゲツツジも今年は花付が悪い。それでも薄黄色した花が可憐に雨に打たれている。上のフォトはこの場所の岩の上から撮ったもので緑の中に池が埋もれているような絶景だ。
9時14分、韓国岳への登り口に着いたが誰かさんみたいに登って行く元気はない。腰の状態もいまいちだし・・・。相変わらず傘をさして西回りへと進む。
西回りはミツバツツジも東回りに比べて数多く花を咲かせている。大浪池を一周し10時17分頂上に戻る。一気に登山道を下りるのだが登ってくる人に挨拶また挨拶、家族連れが多い。10時37分登山口到着。もう駐車場は満杯で路肩に車があふれている。


5月3日(雨)新湯分岐
ミツバツツジ フォト「ミツバツツジ」 雨の中をライトをつけてえびの高原へと向かう。早い時間帯なので誰もノカイドウを見ていない。ノカイドウは株によって開花にばらつきがあり数株が白く花を開花させている。
マクロレンズを持っていないのでズームで撮影し新湯へと引き返す。昨日の賑わいがうそのようで数台の車が止まっているだけだ。
雨で煙る新湯林道を傘をさして歩く。登山道にはいろいろな花が咲いていて下を見たり上を見上げたりする。山藤、ギンリョウソウ、ホウチャクソウ、ニガイチゴ、ハイノキ、カマツカ、ヤマツツジそしてミヤマキリシマ、ミツバツツジなど知っている範囲。
ミツバツツジは29日から4日経って登山道を華やかにしていた。まあ昨年よりは少なめだが雨に煙って風情がある。
新湯分岐で折り返す。獅子戸岳も新燃岳も雲の中だ。


5月5日(晴れ)大浪池
大浪池と韓国岳 フォト「大浪池と韓国岳」 朝のうちは風も冷たく寒かったのだが時間が経つにつれ低い雲も去って行き太陽が顔を出してきた。まだ朝早く登山者も少ない。朝焼けを撮った後東回りへと進んで行く。
東回りの登山道でクサボケ、ヒメハギを目にしてデジカメで撮影。ミツバツツジ、ミヤマキリシマの花を見ながら反対側のヒカゲツツジを観賞する。今日は晴れていて緑がすごく濃い。
避難所で休憩しているとすれ違う人も多く韓国岳へと登る人、大浪池を一周する人とそれぞれ山を楽しんでいらっしゃる。韓国岳山頂にも大勢の人が見える。
西回りからミツバツツジも咲き誇っていてホウチャクソウも見つける。どなたか知らないがホウチャクソウを「横着草」と読んでいた。大浪池湖畔に下りて雲の流れにまかせ時の過ぎゆくままに身をまかせる。



5月8日(曇り)新燃岳
新湯の朝焼け フォト「新湯の朝焼け」
夜明け、新湯の朝焼けだ。5時23分新燃岳の上空が赤く染まっていく。後は写真の出来具合だ。
ミツバツツジは新湯分岐付近はまだ見頃であるが明日は雨の予報で散ってしまうかもしれない。ミヤマキリシマは開花している株が多く見受けられるようになった。時間が早いせいか縦走する人は少なく新燃岳登山路ものんびりとしていてミヤマキリシマが登山路を彩っている。
ちょっと失礼してウサギの耳まで延長した。新湯分岐から新湯へ戻るとき、すれ違う人の多さに少々うんざり気味だった。





5月15日(大雨)えびの高原
09:14AM 雨の高千穂河原 フォト「雨の高千穂河原」 盆地はパラパラと雨が降っているのだが霧島山には厚く暗い雲に覆われている。
フォグランプをつけて激しく降る雨の中を大浪池に着く。誰もいない。えびの高原も観光バスが走っているだけで小地獄登山口に車が1台、不動池でターンして高千穂河原へと走らせる。
雨にうたれていろいろな花が咲いている。車がたまにしか通らないのでパーキングして傘をさしながらデジカメで撮影する。傘をさしていてもジーンズから上着からすっかり濡れてしまって寒くなった。
高千穂河原も雨に煙っていた。ミヤマキリシマはえびの高原でも咲きだしていて高千穂河原から霧島神宮の道路沿いも咲いていた。


5月22日(早朝は霧雨のち晴れ雲多し)中岳・新燃岳・大幡山
新燃岳頂上 フォト「新燃岳頂上」
日の出どころか中岳の頂上付近で風が出て霧雨になってしまった。天気予報では午前6時には晴れだったが山の天気は判らない。
時間が経つにつれて晴れてくるだろうと新燃岳へと足を運ぶ。誰もいない。眼鏡は濡れるしウインドブレーカーもジーンズも霧雨でしっとりとなってしまった。
新燃岳山頂からウサギの耳へと向かう頃には太陽がうっすらと輝き霧が晴れ新燃岳のエメラルドグリーンも姿を現しあわててシャッターを切る。





5月23日(晴れ)韓国岳
韓国岳山頂のミヤマキリシマは花付が悪く写真を撮られる方はがっかりされているようだ。自然相手では仕方がない。
コイワカガミは火口壁に寄り添って可憐な花を咲かせていた。火口を覗き込むと小さな花が風に揺れていて登山者の疲れを癒してくれている。
韓国岳山頂から昨日行った中岳、新燃岳、大幡を眺めミヤマキリシマのじゅうたんを思い浮かべ満足気である。宮崎のKさんと山頂でお会いしオオヤマレンゲの蕾が膨らんでいると聞き下山後硫黄山へと向かう。今日の行動は


コイワカガミ ホウチャクソウ オオヤマレンゲの蕾
フォト左から「コイワカガミ」「ホウチャクソウ」「オオヤマレンゲの蕾」

5月30日(曇り)池めぐり
白紫池湖畔の子鹿 フォト「白紫池湖畔の子鹿」
今日は体調が優れず韓国岳登山を止めて池めぐりコースに変更する。
空は薄明るく雲が流れて時々青空も顔を出す。六観音御池の水辺は私のプライベートビーチと化す。六観音御池の水辺を一回りして白紫池へと向かう。この間の上りがまたまた大変疲れてしまって傘をストック代わりに使ってようやく平坦地に着く。周りが木で覆われていて風の通りが悪いせいもある。
白紫池も一回りと池を見たら水の量が多くて中止する。この岸辺の草むらで子鹿が眠っているのを見つけた。シャッター音に気づいたのか目を開ける。でもこっちを見たまま動かない。子鹿もメイもかわいい。





  平成16年   
6/6 大浪池   6/12 高千穂峰   6/13 韓国岳   6/26 大浪池
6月6日(晴れ)大浪池
大浪池のオオヤマレンゲ フォト「大浪池のオオヤマレンゲ」
午前中はメイの予防注射のお付き合いだ。霧島の山も雲の中で山行きも望めない午前だった。
昼からも山は見えないのだが鹿児島方面は青空が広がって来ていて昼食も抜きでいざ大浪池へと車を走らせる。登山口にはたくさんの車であふれていてバス停に停めて石畳を登って行く。午後からの登山はあまり記憶にない。
山頂から東回りにオオヤマレンゲの咲く崖へと一目散、晴れ間が広がり入道雲も出来て汗をかく。暑い!。オオヤマレンゲは硫黄山からすると小振りだが大浪池に良く似合う。今日は自分だけのオオヤマレンゲだったようだ。満足する。







6月12日(晴れ)高千穂峰
御鉢とミヤマキリシマ 中岳とスイカズラ フォト「御鉢とミヤマキリシマ」と「中岳とスイカズラ」
台風4号も過ぎ去り梅雨の中休みで晴れが続きそうと天気予報で言っている。高千穂峰も朝から容姿を見せていて4ヶ月ぶりの登山となる。
錦江湾も桜島も見えないが御鉢を吹き抜ける風が気持ちいい。いつもは御鉢を登るのに他人以上に時間がかかってしまうのだが今日はまだ登る人も少なくマイペースで登ることが出来た。御鉢からみた霧島の山々は緑が一段と濃くなっている。山肌に白く見えるのはヤマボウシだろう。
山頂には数分と留まらずすぐにミヤマキリシマを撮りながら下山する。雲の形もいい感じで多分出来上がりもいいだろう。自己満足だ。


6月13日(晴れ)韓国岳
4合目から硫黄山を見る フォト「4合目から硫黄山を見る」
今日はジオスの先生と生徒8名で霧島の最高峰、韓国岳登山だ。韓国岳は1700mだがえびの高原は1300mだから400mの標高差登山だ。たいしたこともない。
皆さん登るに連れて口数が少なくなってきている。ペースはゆっくりしたものだ。どうにか山頂で記念撮影をしランチタイムだ。頂上でミニバレーをしようといっていた元気はどこへやら。高千穂峰が見えないのが残念。それでも皆さん登頂した満足感でいっぱいのようだ。
この次は縦走だと張り切っている。また私がガイド役だな。下山後足湯で皆さん大満足。
登頂前にNさんとえびの高原で落ち合いNさんの写真集をいただく。タイトルは「霧島連山」、サブタイトルが「心に残る四季の風景」。ありがとうございます。



6月26日(濃霧時々雨)大浪池
メイと大浪池頂上 フォト「メイと大浪池頂上」
前の日曜日は台風6号の接近で登山中止。今日こそはデジタル一眼レフカメラも買ったことだしレッツスタート。犬のメイを連れて大浪池へと向かう。メイは初めての山登りで3ヵ月半である。
登山口は数台の車で時折傘をさしメイを引き連れて登って行く。石畳の登山道の脇にはベニバナギンリョウソウが彩を添えている。
濃霧で湖も韓国岳も見えないが記念撮影をして東回りへと登って行く。
メイを引っ張るようにして登り、下りは脱兎のごとく駆け下りる。初めての山だからしょうがないか。




6月27日(晴れ)
今日は昨日より天気もよくメイを連れ張り切って山へと向かう。メイも車酔いもせず外の風景を楽しんでいる。霧島神宮手前から車は樹海を登って行く。
今日は新湯からと霧島川沿いを走っていたらマフラーから黒い煙を吐き出した。あわてて路肩に車を止め車の下を覗き込んだが別に変わったこともない。
でもこれ以上進むのが恐くて引き返す。こんな日もたまにはあるだろう。自分で慰めている。



  平成16年   
7/10 新湯林道   7/11 高千穂峰   7/18 夷守林道   7/19 池めぐり   7/24 夷守岳
7月10日(5合目から上はガス) 新湯林道
韓国岳頂上 フォト「韓国岳頂上」
韓国岳1合目の標柱のそばに夏椿がある。6,7mより高いだろう夏椿がいま咲いている。約2週間ぶりの山登りで緑濃い登山道を足取りも軽やかに韓国岳を登って行く。
山頂手前で鹿児島県人と遭遇、連絡もしていないのになぜか登る山も同じだ。立ち話も早々にガスの中を山頂へと目指す。
縦走路でガスが取れるのを待ってみたが獅子戸だけまでは見えたりするがはいそこまで。
鹿児島の女性は薩摩おごじょと言うが男性は「もっこす」と言うのか?。




7月11日(晴れ) 高千穂峰
高千穂峰の鳥居 高千穂峰頂上より フォト「高千穂峰の鳥居」と「高千穂峰頂上より」
御池小登山口の標高は645m、高千穂峰は1574mだ。約930mを数年ぶりにトライする。杉林を抜け樹海を一直線に登る感じだ。5合目までは見晴らしが利かない。樹海に入ると蝉の大合唱だ。
直射日光はないのだが風通しが悪い。3合目手前で尾根沿いの平坦地を歩き気持ちも安らぐ。これから先ぐんぐんと登って行く。
5合目を過ぎ二子石を右手に見ながら尾根沿いを登って行く。やっと御池分岐だ。標高1300m。
これから先ザレ場を登るのも滑りながらの登山で苦労したが今は階段が整備されていて登りやすくなっている。それでも登りは長くきつい。
山頂に着くと何か達成感に気持ちがあふれ満足度120%だ。やはり極めると言うことはいいことだ。今日九州は梅雨明け。
7:27御池小登山口→7:37 1合目→7:47 2合目→7:55 3合目→8:07 4合目→8:22 5合目→8:38 6合目→8:52 7合目→8:54御池分岐→9:01皇子原分岐→9:24鳥居→9:47山頂→9:55下山→10:20御池分岐→11:41登山口


7月18日(晴れ) 夷守林道
夷守岳登山口 フォト「夷守岳登山口」
朝から太陽が容赦なく照りつける。韓国岳山頂から夷守岳への林道を見るのだが今日はその林道を歩くことにした。
夷守岳登山口には私の車を合わせて5台止まっている。他の人は山頂を目指すらしい。登山口からすぐ右手を標識なりに杉林の中を登って行くと巣之浦林道だ。ここを右に進むと数分で夷守岳登山口、登山口からして直登が判る。今日は林道をアップダウンを繰り返しながら夷守林道の合流点に着く。杉林の間を歩くので風通しが悪く汗だくだ。
大幡池への林道ではなく右に進み小1時間位歩いたのだが杉の伐採されたところで引き返すことにした。もう汗だくでグロッキー気味だ。
後戻りするのだが暑さと無風で帰りの道は遠かった。


7月19日(晴れ)池めぐり
六観音御池 フォト「六観音御池」
標高1300mのえびの高原は下界からすると10度以上も違う別世界だ。今日は愛犬メイを連れて9時半過ぎに不動池に到着。さっそく六観音御池へと池めぐりコースを二人で歩く。
六観音御池に着くと湖を一周する。水かさも増えていて岸辺を愛犬を連れて歩く。といってもメイは水の中ばかりだ。途中からは岩を登ったりでようやく展望台に到着。次は北展望台を目指し左手に論観音御池を見ながら丸太の階段を登って行く。ここが結構長い。
北展望台からの眺めもよく白鳥山、二湖展望台へと進みえびの高原へと下る。途中夫婦と三匹のワンちゃんに出会う。ゴールデンもいたな。
メイの部屋でも今日の出来事を掲載しているので見てください。


7月24日(晴れ)夷守岳
思案坂 夷守岳頂上 フォト「思案坂」
夷守岳は標高1344mだ。
夷守岳登山口の標高は585mと記されているが地図では410mになっている。
まあどちらにしても直登には変わりなく山頂まで距離にして2300m、登り甲斐がある。7時48分登山口を愛犬と登って行く。
と言うだけは簡単だがただ真っ直ぐ登るだけが足が前へ進まない。
展望所、中間点、ヤブレガサ群生地と登って行くがまだまだ山頂はほど遠い。
原生林の中は風が吹き抜けることもなく気力で登っている。10時26分ようやく山頂に着く。
丸岡山へと少し下ると大幡、獅子戸岳が見えるのだが韓国岳は雲の中だ。
下りがこれまた急で愛犬が元気よく下るので前に一回転倒し後ろに2回尻餅をつく。愛犬の尻尾も2回踏んづけてしまった。
6年ぶりの登りも下りも気力だけの夷守岳登山だった。
7:48夷守岳登山口→8:28展望所→9:36ヤブレガサ群生地→10:26夷守岳山頂→12:17展望所→12:45夷守岳登山口






  平成16年   
8/1 新湯林道   8/8 中岳・新燃岳   8/14 韓国岳   8/15 韓国岳   8/22 韓国岳   8/28 大浪池
8月1日(晴れ)新湯林道
新湯林道終点から大浪池を見る フォト「新湯林道終点から大浪池を見る」
8月ともなるとノリウツギの白い花があちこちで清楚に咲いている。台風10号も宮崎県には強風圏内にはいっただけで空には秋の雲が広がっている。
久しぶりに新湯林道を愛犬と歩くのだが久しぶりとなると林道終点まで遠い道のりだ。今日は新湯の沢で愛犬を遊ばせて引き返す。新湯分岐が遠く感じる今日だった。
帰りは愛犬から引っ張ってもらって楽チンだった。





8月8日(晴れ)中岳・新燃岳
湯之野分岐から新燃岳を見る 新燃岳頂上からウサギの耳を見る フォト「湯之野分岐から新燃岳を見る」と「新燃岳頂上からウサギの耳を見る」
霧島の山を吹き抜ける風は高原の風だ。下界からすると10度以上も違いべったりとした暑さではなく心地いい汗をかく。
高千穂河原から中岳へと向かう登山道はコバギボウシが紫色した花をひろげてあちこちで目にする。霧島山はもう秋の気配で赤とんぼも空を舞っている。中岳の頂上には水が溜まっているだろうと思って登ってみるとカラカラだ。愛犬はがっかりしたようで下山するまで水はお預けとなる。
結局新燃岳まで行き記念撮影をして板の階段を脱兎のごとく駆け下りる。リードを離せば鹿を追いかけて行きそうで離すことも出来ずほとんど早足で下山したようだ。
高千穂峰に目を向けると御鉢を登っているグループが見え大変そうと人事のように思う。高千穂河原に着くと愛犬を足洗い場で水を飲ませダニを取って上げる。今の時期ヤブにはダニが多い。帰宅後またシャンプーだ。


8月14日(晴れ)韓国岳
韓国岳頂上の朝焼け 韓国岳山頂から高千穂峰を望む 不動池とノリウツギ
フォト左から「韓国岳頂上の朝焼け」「韓国岳山頂から高千穂峰を望む」「不動池とノリウツギ」
午前3時50分小地獄登山口、空には満天の星が輝いている。
駐車場には他に車が3台、懐中電灯を手にして小地獄をスタートする。流れ星が1個流れていく。ロマンチックだ。
2合目3合目と登って行く。が風はない。4合目手前から風が通り気持ちがいい。韓国岳山頂に着く頃にはガスもかかり満天の星もどこかに行ってしまった。
頂上で日の出を待ったが雲がかかっていて朝焼けになるくらいでグラデーションはお預けだ。
頂上ではススキの穂も出ていて秋の装いを始めていた。もう長袖やブレーカーが必要な季節になっている。
登りは暗くてわからなかったがススキは1合目から穂が出ていた。下山後不動池に寄りノリウツギを撮る。メイは今日の登山はお休みだ。
横浜のSさん様ご夫妻から残暑見舞いをいただきありがとうございます。


8月15日(夜明け頃ガス)韓国岳
韓国岳頂上のガス フォト「韓国岳頂上のガス」
午前3時20分小地獄登山口をスタート、今日はここに来るまでに靄が発生していてフォグランプを点けながらの運転だった。オリンピックを見ていて寝不足気味だ。
空には星が輝いているのだが時間が経つに連れて見えなくなった。夜が白々と明け始めると雲が大浪池に靡いていて獅子戸岳にも靡いている。
太陽は日の出の時間が過ぎても雲の中で高千穂峰が姿を現したのは頂上にいる間2回だけだった。
この瞬間を逃してなるものかとデジタル一眼レフで撮り捲くる。
韓国岳頂上の稜線が現れるのかと待って見たがこれも一瞬であとはもうガスの中へと消えてしまった。
3:20小地獄→5:10韓国岳頂上→6:30下山→7:37小地獄


8月22日(晴れ)韓国岳
夷守岳と朝焼け フォト「夷守岳と朝焼け」
霧島山に来る途中は雨が降ったり止んだりで午前3時半頃小地獄登山口に到着する。雨は降っていなくて夜空には星も出ている。
登山道を登りながら空を見上げるとガスもとれて星が輝いている。流れ星も見、人工衛星の光も発見する。頂上に近づくともう夜明けの色が見えている。一緒に登って来た薩摩おごじょ2人を置き去りにして山頂へと一目散だ。
夜明けの桜島遠景 ススキと霧島連山
フォト「夜明けの桜島遠景」と「ススキと霧島連山」
3度目のトライで夜明けのグラデーションを見ることが出来た。これも日ごろの行いがいいのだろう、「早起きは3文の得」とはこのことだ。
韓国岳の山頂には結構長い時間いた。青空が広がっているのに急に雲が湧いてきたり、高千穂峰に傘雲がかかったり、遠く高隈山地には入道雲が聳えていたりと刻々と変化する自然を3人で堪能していた。
ススキも穂が大きくなっていて霧島山はもう秋がそこに来ている。


8月28日(台風16号接近中)大浪池
ガスが垂れ込める大浪池 フォト「ガスが垂れ込める大浪池」 甑岳へ登ろうとえびの高原まで来るとガスが垂れ込み何も見えない。小地獄登山口には車が1台止まっていた。台風16号が近づいているので風も強く吹いている。
甑岳はあきらめて大浪池に登る事にした。午前8時10分過ぎ、大浪池登山口には私の車が1台あるだけだ。登山道は赤松の樹林に台風からの風はさえぎられ上の方で枝が揺れている。時々枯れ枝が落ちてきたり木々についた雨が降ってくる。
山頂に着くとそこは荒れ狂っていた。突風が容赦なくたたきつけてカメラを構えるのもやっとの状態だ。山頂には何分とも居なかった。撮れるだけ撮ってすぐに下山する。
物好きにも程があるようだが下山するときに登ってくる人と8人会った。駐車場には5,6台の車があり物好きな人も居るものだと思いながら帰路につく。



  平成16年   
9/5 甑岳   9/11 韓国岳   9/19 矢岳   9/20 韓国岳   9/23 大浪池   9/25 大浪池   9/26 池めぐり
9月5日(土砂降り)甑岳
甑岳火口の湿地とススキ フォト「甑岳火口の湿地とススキ」
台風16号の爪跡が甑岳登山道にも残っていて木々や枝、葉が登山道に散乱している。おまけに台風18号の強風権の縁にあたっていて大粒の雨と風が登山ルートを判りにくくしていた。
甑岳は今の時間独り占めで火口の湿地に立っているのだが強風と雨に打たれてのんびりと秋の風情を楽しむどころではない。早々に下山する。
赤松千本原でこれから登ろうとされる女性一人と会う。この頃になると空も明るくなり雨も小康状態となる。
やっぱり山が好きな人は山がそこにある限り来るんだと自分を含めて感心する。小地獄登山口にも10台くらい止まっていた。大浪池には2台だった。


9月11日(山頂視界不良)韓国岳
ダイモンジソウ フォト「ダイモンジソウ」
韓国岳山頂で待つこと約3時間、高千穂峰や新燃岳を見ることは出来なかった。
いつもの撮影ポイントで霧雨と強風の中を登山道に身を伏せるようにしているだけだった。あたりの火口壁を覗き込むとダイモンジソウを見つけて撮影。
ダイモンジソウを見つけただけでもよかったと満足する。山頂登山道にいた時間誰とも会わず高千穂峰は次回に期待して下山する。
登山口の駐車スペースも車は少なかった。




9月19日(曇りのち雨)矢岳
ツクシミカエリソウの群生 矢岳登山口と高千穂峰 フォト「ツクシミカエリソウの群生」と「矢岳登山口と高千穂峰」
矢岳登山口には大勢の登山者で賑わっている。お目当ては矢岳山頂に群生するミカエリソウだ。矢岳登山口のススキも穂を広げて秋の風に靡いている。と書いたが風がない。
台風で木々があちこちで倒れていて登山道をふさいでいる。谷を下り矢岳の頂上辺りで雨になる。ミカエリソウは頂上に向かうに連れ山肌を覆うようにして花を咲かせていた。
頂上からは中岳、新燃岳も雲に隠れていて竜王山だけが見える。高千穂峰も二子石が見えるだけで山頂は雲の中だ。
下山して谷に差し掛かる頃には青空も出て雨もあがっていた。


9月20日(晴れ)韓国岳
韓国岳火口のブロッケン現象 フォト「韓国岳火口のブロッケン現象」
ガスが韓国岳を通り抜けると天空はまばゆいくらいの星屑が輝いている。
でもすぐにガスがかかり山頂では霧雨となりウインドブレーカーを着てガスのとれるのを待つ。ガスで太陽は大きく赤く輝いていてブロッケン現象を期待する。
太陽を背にし火口に移る現象は神秘的である。ガスが取れたのに高千穂峰は頂上を見せただけだった。
今朝の登りはペースが上がらず参った。別のところに咲いていたダイモンジソウは花付が見事だった。


9月23日(雨のち曇り)大浪池
西回りから見た大浪池 フォト「西回りから見た大浪池」
大浪池の東回りには崖にもダイモンジソウが一株の花数は少ないがたくさんの株を見ることが出来る。また登山道にも目を向けると咲いている。
西回りでは見つけることが出来なかった。代わりにキリシマリンドウが今にも花を開こうとしていた。秋のリンドウの花は大きい。ツルリンドウも見つけたが花暦に掲載することにした。
大浪池への登山道は台風で大木が倒れ登山道を塞いだ木は輪切りにされていた。東回り、西回りから湖を見ると大木が折れているのが見える。
火口湖を一周したところで雨もあがりレインウェアを脱ぎ下山する。


9月25日(晴れ)大浪池
東回りから見た大浪池 ダイモンジソウ フォト「東回りから見た大浪池」と「ダイモンジソウ」
登るときは3台の車だけだったのが下山して見ると大浪池登山口は車であふれていた。
前回は雨でわからなかったが東回りにもキリシマリンドウがあちこちで花を咲かせていた。ダイモンジソウも今日は充分に楽しめデジカメに収めることが出来た。やはり晴れが動きやすい。
晴れてはいるが韓国岳は雲の中で大浪池も湖が見えたり隠れたり忙しい。東回りで途中から引き返す。湖に降りたかったが雲の中だったので次回にしよう。
大浪池に行く途中、Nさんと久しぶりに会った。車を買い換えていたので気づかなかったのだな。大浪池に来るときと帰るときに撮ったフォトをついでに掲載。


9月26日(晴れ後曇り)池めぐり
不動池 フォト「不動池」
今朝のえびの高原は天高く秋の雲が靡いて素晴らしいロケーションだ。澄み切っているのですべてが絵になる。
不動池でも上空には雲が靡いて絵になるし、池めぐりの登山道でも空を見上げるといわし雲が流れている。ところが六観音御池に着く頃には秋の空と何とかで回りはガスが広がっていた。
白紫池へと登って行く丸太の階段を登って行くのがつらかった。北展望台には登らず白紫池に真っ直ぐ行き写真を撮って今来た登山道を引き返す。
ツルリンドウの花と狂い咲きのミヤマキリシマを見つけた池めぐりだった。



  平成16年   
10/3 御池野鳥の森   10/9 霧島バードライン   10/10 獅子戸岳   10/11 韓国岳   10/17 高千穂峰   10/23 大浪池   10/23 日翔誕生   10/24 新湯林道
10月3日(曇り)御池野鳥の森
きのこ フォト「きのこ」
台風のトリプルパンチで小池へ下りる登山道は大木が折れ岩が崩れて湖畔まで行くのに躊躇した。
結局引き返し野鳥の森から御池へと遊歩道を愛犬メイと歩く。時折木漏れ日が森を照らしファンタジックである。7名の人と遊歩道であった。まだ森は緑が濃くて秋の訪れは先みたいだ。
御池でメイはおおはしゃぎだ。最初は岸辺に打ち寄せる波にびびっていたのだが木切れを湖に投げてあげるとメイは飛び込んで行く。でも足が届かず必死に犬かきだ。
帰りに小池の反対側から降りて高千穂峰を撮影した。




10月9日(晴れ)霧島バードライン
ワレモコウ 霧島バードライン フォト「ワレモコウ」と「霧島バードライン」 ある本ではホソバリンドウと書いてあるが、別の本では霧島リンドウと書いてある。呼び名は違うが同じもののようだ。
新湯からえびの高原へ車をゆっくりと走らせるとホソバリンドウが沿道に色を添えている。沿道を歩くとリンドウが群れを成して咲いている。
えびの高原では鹿がしゃがみこんで草を食べている。近寄っても無視される。慣れすぎだ。えびの高原から霧島バードラインへ向かう。
昨年の今の時期は紅葉が始まっていたが今年は遅れ気味だ。








10月10日(晴れ)
新湯林道の沢 フォト「新湯林道の沢」獅子戸岳
新湯林道終点の沢は色づき出している。朝8時過ぎだが新湯は肌寒く手袋とウインドブレーカーを持って行く。
林道を歩くとここはもう秋が始まっている。あちらこちらと葉っぱが色を添え秋の風情がいっぱいだ。
新湯林道終点を過ぎ次の沢へと登って行くと目に紅葉した風景が飛び込んでくる。
新湯分岐から獅子戸岳へと登って行くと登山道には秋のリンドウやアキノキリンソウ、センブリの花が迎えてくれる。


10月11日(晴れ)韓国岳
霧島連山 ドウダンツツジと霧島連山 「霧島連山」
夜明け前、小地獄登山口に着くとNさん夫婦も来ていた。午前4時過ぎだ。空は澄んでいて地平線まで満天の星が輝いている。
Nさん夫婦と三人で星野がきらめく空を見上げながらいざ山頂へと登って行く。星が気になり、月と明けの明星も気になる位に輝いている。
暗い登山道を懐中電灯を照らしながら登るので山頂へはあっという間に着く感じだ。山頂も風がなく地平線がグラデーションになっていく。
朝日が昇る前からカメラマンはスタンバイだ。雲あり、朝日あり、色づきありで満足して下山する。









10月17日(晴れ後曇り山頂は強風)高千穂峰
五合目を登るBさん 二子石と御池 フォト「五合目を登るBさん」と「二子石と御池」 福岡在住のBさんと御池小登山口にて待ち合わせをしていた。7時半過ぎに登山口に着くと都城市の市民登山大会の登山者がちょうど集合しているところだった。
Bさんとは初対面だが前もってわかる様にメールで連絡しあっていたので会うことが出来二人で高千穂峰へと目指す。
原生林を抜け5合目ではミヤマキリシマも咲いていて空は抜けるような青空が広がっている。桜島も大きく見えていて登山道にはホソバリンドウやセンブリ、ヤマラッキョウが花を咲かせている。
山頂に近づくにつれ雲が山肌を駆け上がり見る間に山頂を覆い隠してしまった。これが自然界の出来事だと手袋をしウインドブレーカーを着込む。山頂はすごい風で御鉢から登ってくる人はいなかった。
Bさんは高千穂河原へと下り私は元来た道を戻り二子石まで足を伸ばした。久方ぶりの二子石だった。


10月23日(晴れ)大浪池
大浪池と韓国岳 大浪池の紅葉 フォト「大浪池と韓国岳」と「大浪池の紅葉」 大浪池に登る前に新湯に寄り大浪池登山口を過ぎ、えびの高原、霧島バードラインに車を走らせる。大浪池を下山してから行くのは面倒だ。
えびの高原は初霜だろうかススキが真っ白になっていた。この位気温が下がれば紅葉も日に日に増していくだろう。
大浪池の頂上に着くと山頂湖は雲の中だ。空は晴れていて青空が広がっている。反対側に回るとブロッケン現象が見られるかもと思いながら行く気はない。
頂上から西回り、湖畔、東回りと秋を追って忙しい。崖の上から下を見るとパレットに絵の具をかき混ぜたような彩りだ。頂上に着いて感嘆し、崖の上から満足する登山者が秋を満喫している。


10月23日午後2時1分
孫誕生!。男の子、体重3538g、身長51.0cm。3人目の孫だ。
高千穂町から電話がはいる。彩加も賢太もお姉ちゃん、お兄ちゃんになりました!!。

3兄弟 高千穂鉄橋
フォト「3兄弟」と「高千穂鉄橋」
10月30日、31日
3人目の孫の名前は「日翔(にちか)」君だ。だんご3兄弟みたいでなかなかどうして写真を撮っても兄弟愛が溢れている。
高千穂鉄橋は日之影町から高千穂町へとつながる雲海橋から見える。高千穂鉄道のトロッコ列車は乗客に渓谷の美しさを満喫するようにと鉄橋をゆっくりと走る。
国見ケ丘からの雲海を見たかったが小雨だったので次回にお預けだ。


10月24日(晴れ)新湯林道
新湯の沢 フォト「新湯の沢」
7時半新湯登山口を出発する。道路脇には車が2台、グループでの登山だ。林道ゲートにも車が2台。山は色付き華やかさを増している。新湯の沢に到着するのに約2時間かかった。ポイントポイントに立ち寄るので倍時間がかかった。
新湯の沢は台風23号で沢を渡る橋(この前は倒木だった)が流されていた。石が投げ込まれているが天気も良いので裸足になって渡れば気持ちも良いだろうと思った。
私は沢を渡らないで引き返した。新湯の砂防堰近くに車を止めて両滝へと杉林の中を歩いて行く。木漏れ日が気持ちよく語りかけているようだ。
両滝を落ちる水の量も普段の時より多かった。両滝の撮影を終えて車に戻ってきたのは11時半頃だった。よく歩いたもんだ。



  平成16年   
11/3 韓国岳   11/7 大浪池   11/13 池めぐり   11/14 小池   11/21 矢岳   11/23 韓国岳   11/27 小池   11/28 新燃岳
11月3日(晴れ、中腹から上はガス)韓国岳
韓国岳山頂より フォト「韓国岳山頂より」
今日は祭日で秋真っ盛り、早朝から車が多い。今日は韓国岳の4合目あたりの紅葉を撮ろうと思ったのだが中腹からうえはガスがかかり下山する人も「頂上は寒い」とすれ違いに言われる。
手袋にウインドブレーカーとフードを被りいつものペースで登って行く。ガスの中4合目を過ぎ5合目、6合目と登って行く。今日は調子が良く一気に山頂まで登ってしまった。
雲が流れ高千穂峰も見えラッキー!!。ドウダンツツジの葉は落ちていたがデジカメで撮影でき登った証拠写真となる。下山するときは人人人の列で下界の道路は両側とも車でいっぱいだ。ボランティアの人が登山道を整備していた。
大浪池の登山口も車であふれているし新湯の紅葉もカメラマンがシャッターを切っていた。
台風で葉は少ないとはいえやはり秋は気持ちがいい。心和んだ休日を過ごした。
7:56小地獄登山口→8:40五合目→9:07韓国岳山頂→9:47下山→10:04五合目→10:44小地獄登山口


11月7日(快晴)大浪池
西回りから見た大浪池 紅葉した湖面 フォト「西回りから見た大浪池」と「紅葉した湖面」
一昨年の今の時期は雪が降っていたのに昨年、今年と「天高く馬肥ゆる秋」で今日も空はどこまでも青く澄んでいる。
大浪池はまるで鏡のように韓国岳を映し込んでいてタイミングよく撮影できた。今の時間が午前8時25分だ。
頂上手前の登山道で宮崎のKさんと久しぶりに会った。頂上付近の紅葉ポイントを教えてもらいKさんは池めぐりにこれから向かうとのことで別れた。

西回りから紅葉を撮りながら東回りへと進んで行く。韓国岳の山頂にも大勢の登山者が見え時折声が聞こえたりもする。火口周りの登山道から火口壁へと何度も入り込むのでなかなか前へ進まない。
結局256MBのCFを使い切ってしまった。こんなに天気が良ければミヤマキリシマも狂い咲くのだろう。台風の影響もあるみたいだ。
大浪池に行く前に霧島神宮に寄って見たがまだまだ紅葉は先のようだ。来週?再来週?なのか。神宮の沿道は少し色付き出した感じだ。


11月13日(快晴)池めぐり
不動池 フォト「不動池」
どこかのメディアで「池めぐりの登山道は落ち葉の絨毯です」なんて言っていたが何日前の話だったのだろう。それにしても明日雨になるとは考えられないほどいい天気だ。
人も少なく紅葉も終わった静かな池めぐりの登山道をのんびりと歩く。朝日が湖面を照らして神々しい。
たまにすれ違う人にもみんな挨拶を交わす。これくらいがちょうど良い。道路の方に目をやると駐車場は車でいっぱいになっている。
白鳥山から阿蘇山がぼんやりと見えた。高千穂町の国見ケ丘で見たがここからは始めて見るのか。帰るとき、小地獄登山口にも韓国岳に登るバスツアーの登山者やグループで渋滞気味だった。
大浪池も新湯も車が多かったし新湯の沢沿いは紅葉が本番でここも多かった


11月14日(曇り時々小雨)小池
小池 フォト「小池」
小池に行く前に霧島神宮と新湯に立ち寄る。
霧島神宮は数本色づいていたが小雨で撮影にならない。これから日ごとに紅葉が増していくだろう。新湯も昨日の好天では周りの風景に紅葉が映えていて絵になったと思う。でも今日の雨ではべたっとしていてやはり撮影にはならない。
小池へ下る登山道は台風で倒れた大木が依然として塞いでいる。帰途岩の間を抜けるようにして前へ進むのだが岩が崩れたらなんて考えてしまう。
小池の畔に立つと南方から越冬するため飛来している鴨の群れが一斉に飛び立つ。御池にも鴨が飛来している。
一人と思ったのだが対岸にボートが浮かんでいて人一人乗っている。何か調査しているようでもある。釣りをしている仕草ではない。小池の畔一帯にもロープで升目に仕切ってあった。
小池はいまサザンカがあちらこちらと咲いていていずれサザンカで覆われるのではないだろうかとこれまた考えてしまう。


11月21日(快晴)矢岳
皇子原公園 高千穂峰 フォト「皇子原公園」と「高千穂峰」
高原町、皇子原公園を抜け林道を走ること10分くらいで矢岳登山口に到着。
ここから矢岳や高千穂河原、ベテランは新燃岳へと進む。また登山口の手前の道路から高千穂峰への登山口へと行ける。
登山口には他に車はなく矢岳へと登って行く。矢岳の中腹あたりまでは常緑樹で視界が悪いがその先は落葉樹がほとんどで高千穂峰も目の前に迫ってくる。
矢岳頂上からは360度霧島連山を眺めることが出来、「やっほー」なんて言いたくもなる。春に咲くヤブ椿が結構咲き乱れている。本でも見なければ11月に咲く花だと思ってしまう。ミツバツツジも咲いていた。
竜王山(1175m)にも寄り秋晴れの登山者と会わない時間を過ごす。なんて書いたが下山する途中で人に会うは、会うは・・・。山好きな人の考えは私と同じ人もいるんだ。と感心!!。
7:39皇子原公園→7:55矢岳登山口→8:26谷→9:33矢岳頂上→10:15竜王山→11:08矢岳頂上→12:16登山口


11月23日(晴れ、山頂は早朝のうちガス)韓国岳
韓国岳より高千穂峰を望む フォト「韓国岳より高千穂峰を望む」
午前4時過ぎ韓国岳登山道、葉の落ちた木々から夜空を見上げると星のイルミネーションだ。
サンタがそりで夜空を走っている童話のイメージだ。首が痛くなる。その場で一周しても星だらけ、里で見る星の数が断然違いすぎる。
5合目を過ぎた頃にはガスがかかり始め登って行くにつれ星も隠れてしまった。
山頂で待つこと何分か、一瞬ガスがとれ地平線にグラデーションを見た。バルブ開放で2,3枚撮る事が出来たがその後は視界ゼロになってしまった。

韓国岳山頂のブロッケン現象 縦走路の所まで行きうろうろしていたがあきらめて帰ろうとしていたらYさんと会った。おひさしぶり!!。
久しぶりに会って立ち話をしていたらガスが流れ出し高千穂峰が姿を現した。ブロッケン現象も見ることが出来撮ることも出来、Yさんと会ったおかげで今日のホームページもまとめることが出来た。
撮影後、二人して下山。
4:24小地獄登山口→5:35五合目→6:21韓国岳山頂→9:08下山開始→10:30小地獄登山口

フォト「韓国岳山頂のブロッケン現象」

11月27日(晴れ)小池
霧島神宮の紅葉 フォト「霧島神宮の紅葉」
霧島神宮に行く途中、朝焼けを撮影し午前7時半過ぎ霧島神宮に着く。紅葉は今が旬のようで天気も良く朝日があたるとよりいっそう紅葉も鮮やかさを増す。
次に小池へとR223を快適に車を走らせる。小池に行くときのいつもの停車場でストップ。小池には降りず野鳥の森のケヤキの大木へと歩いて行く。今の時期、鹿を多く見かけ牡鹿もこちらを警戒しまくっている。向かってはこないと思うが見ない振りをして無視。
ケヤキの大木の葉は落ちていて、それではと小池へ後戻りだ。小池の水際までは歩いて約20分だろうか、湖面が太陽がきらきらと光っている。

小池 小池は他に誰もいなくて高千穂峰も見え二子石も見えいつもの静けさが漂っている。
こんな日はハンモックを木に縛りつけ木漏れ日に湖面を渡る秋の風を感じていたい気がする。
ヤブ椿も木いっぱいに花をつけていた。

フォト「小池」






11月28日(快晴)新燃岳
新燃岳山頂より高隈山系を望む 新燃岳 フォト「新燃岳山頂より高隈山系を望む」と「新燃岳」
昨日撮影した霧島神宮の落ち葉は土俵の縁が画面に入っていて撮りなおしだ。土俵だから取り直しだ、と変に駄洒落が出る。
今日も小春日和で雲ひとつない天気で神宮でも昨日と同じように撮影できた。今度は隅々までチェックしたので壁紙を更新できる。
ひと通り撮影して新湯へと向かう。新湯登山口には紅葉の時期を過ぎたのか車は私一台だけだ。8時半頃だ。
静まり返った新湯林道を新燃岳に向かってのんびりと歩く。新燃橋を過ぎた所で男性から追い越される。ザックには鈴がついているので宮崎の人ではないなと感じる。途中何度も会い前後して話すと大阪から来て霧島は今日が2回目だと言われる。新湯〜大幡池を行くそうな。
新湯の沢を過ぎ新燃岳の裾野を真っ直ぐ登って行くのだが途中から左斜めにショートカットルートが出来ていた。木の葉が落ち韓国岳も近く見え獅子戸だけは前方にあって見慣れない景色を楽しみながら登って行く。
新燃岳はエメラルドグリーンが鮮やかで新燃岳山頂から桜島や高隈山系が雲の中から頭を出していた。



  平成16年   
12/11 中岳・新燃岳   12/12 大浪池   12/19 甑岳   12/23 大幡池・丸岡山   12/25 高千穂峰   12/26 新燃岳   12/31 高千穂峰
12月6日(快晴)
週末は日本全国天候不順で霧島の便りも悪天候の知らせが入っていた。
高千穂町も土曜日は土砂降りだったが無事孫のお宮参りを済ませることができた。夜は民宿「暖心(のごころ)」に総勢6名やっかいになる。夕食時には娘夫婦と孫3人の11名で高千穂の夜のひと時を楽しむことが出来た。
我が家のメイはいなかったが民宿の柴犬「ハチ」が愛嬌を振りまき大いに賑わった。猫も4匹がウッドデッキでこちらを見つめている。
夕食前には近くの高千穂温泉にみんなで行き旅の疲れを落とした。70歳以下は500円だった。
日曜日は晴れてはいるが風が強くて冷たくて観光もそこそこに高千穂を後にした。
孫のお宮参りとおゆうぎ会を見て孫の成長を実感した週末だった。


おゆうぎ会〜賢太 おゆうぎ会〜彩加
フォト「おゆうぎ会〜賢太」と「おゆうぎ会〜彩加」

民宿「暖心(のごころ)」 3兄弟
フォト「民宿「暖心(のごころ)」と「3兄弟」

12月11日(快晴)中岳・新燃岳
高千穂河原から中岳を見る フォト「高千穂河原から中岳を見る」
今朝もめっきりと冷え込んだ。でも陽が差すと気温もぐんぐんと上がりまるで春のようだ。
中岳登山道のミヤマキリシマもあちこちと季節外れの花を咲かせている。ブレーカーを脱ぎ保温性の下着も途中で脱ぐ暖かさだ。中岳の崖を登るのにも額に汗をかいてペースもダウンしてしまう。
風もそよ風で新燃岳のエメラルドグリーンに火口壁が映りこんでいた。紅葉が終わった霧島の山は訪れる登山者も今日は少ないようでのんびりと時が流れている。
新燃岳の耳の映りこみを撮って元来た登山道を引き返す。遠く桜島と高隈山が霞んでいる。御鉢からは噴気が活発に吹き上がっていた。


12月12日(曇り、山頂は時々小雨)大浪池
落葉した枝と大浪池 フォト「落葉した枝と大浪池」
大浪池登山口から見る山頂は雲の中で、昨日とはうって変わってどんよりとした天気で雪が降ってもおかしくないなと思いながら登山道を登って行く。
登山道にはヤブ椿が咲いている。ヤブ椿は1月から咲く花と本には書いてあるのだがにぎやかで気持ちがいい。
韓国岳も雲の中で頂上から湖が見えその周りの木々は冬の様相をしていた。西回りに紅葉の名残を見つけに行き、東回りにも行くのだがもう秋は終わっていた。
そうこうするうちにガスが湖を隠し雨も降り出してきた。傘を広げてガスが晴れるのを待つのだがじっと待つのは寒い。
下山すると空は青空が広がっていた。でもやはり頂上は見えない。


12月19日(曇り)甑岳
甑岳火口 フォト「甑岳火口」
空はどんよりとしているが昼から晴れ間が広がると天気予報が云っていた。
赤松千本原を過ぎ甑岳へと登って行くと大口市からの65歳の男性が先を登っている。年も私とそう変わらず話をしながらぼちぼち登って行く。
登る途中で先に登っていただきデジカメで撮りながらの登頂だ。頂上からは左の火口周りを進み途中から火口に降りて行く。
火口の中の湿地はおたまじゃくしが春を迎える準備をしているのだろう、半分干上がった湿地にじっとしていた。
大口からの人はもう下山していて私一人だけの火口となった。


12月23日(曇り)大幡池・丸岡山
大幡池と韓国岳 フォト「大幡池と韓国岳」
夷守台へはゲートがあり、開門朝8時半で閉門午後5時と書いてある。
このゲートを過ぎ夷守台へは行かずその下を行く。この先オートキャンプ場への道だ。途中、右折すると大幡池ルートの林道があり、歩いて30分くらいで登山口に着く。Nさんとは2年位前に来たことがある。
勾配のある杉林を登って行く。標高900mの標識を過ぎると途中3箇所に杉のベンチがある。登りもきつくなり青息吐息だ。
それでも今日は曇り空で汗がダクダクなんてことはない。じっとしていると寒くなりブレーカーを着込み手袋をする。

丸岡山から高千穂峰と大幡池を見る 大幡池に吹く風も冷たく空はどんよりとして早々に丸岡山へと向かう。丸岡山山頂でおにぎりを食べゲートがしまらないうちにと下山開始だ。下山途中で1組のグループとすれ違った。
9:00林道入り口→9:30登山口→10:32大幡池→11:08丸岡山→12:47林道入り口

フォト「丸岡山から高千穂峰と大幡池を見る」






12月25日(曇り山頂は霧氷)高千穂峰
凍りつく高千穂峰山頂 フォト「凍りつく高千穂峰山頂」
皇子原から林道を走り高千穂峰天孫降臨コース登山口へと進む。6年前だったか龍駒ルートから高千穂峰にトライしたことがある。
砂防堰を渡るとすぐに登って行く。登山口の標高は420mで高千穂峰は1574mだから標高差1154m、最初から登りは急だ。
標高892mの龍駒経由との分岐に着くと6年前の記憶が鮮明に蘇って来る。まあ自分で封印をしていたのだがやはり頭の片隅に挑戦しなければいけない姿が残っていたようだ。
標高900m、1000mと登るにつれよりいっそう蘇って来てペースもガクンと落ちてしまう。下を見ると登山口には車が1台だけで他には見当たらず、矢岳登山口にも車はない。
どうにか皇子原分岐に着き山頂を見ると雲に隠れ風も強くなっていく。鳥居を過ぎザレ場の丸太の階段を一歩一歩登って行く。
山頂近くでは旗も強風に靡いていてまわりは霧氷が咲いていた。山頂には人は居なくて強風が私の身体をたたきつけている。
8:39登山口→9:12龍駒分岐→10:24皇子原分岐→11:06高千穂峰山頂→11:31皇子原分岐→12:08龍駒分岐→12:27登山口


12月26日(快晴)新燃岳
新燃岳 フォト「新燃岳」
湯之野林道から新燃岳へと行く。距離は中岳まで大体4.5キロだから同じくらいだろう。
湯之野林道は朝日が射さず肌寒い。杉林を通り雑木林を通ること約1時間あまりで新燃岳のうさぎの耳が木の間から見えてきた。
後は新燃岳の裾野を分岐に向かってだらだらと登って行く。前方には中岳が御椀をひっくり返したような山容を見せている。
真っ青な空に心地いい風が吹き鼻歌の一つでも出そうな気分になる。新燃岳の板の階段はペースを上げると足がすぐ止まってしまい休み休みの登りとなった。
新燃岳から見た韓国岳は雪もないようで今年中には韓国岳の霧氷を見るチャンスがないだろう。
振り返って昨日登った高千穂峰を見るとよくまああんな傾斜を登ったものだと自分で誉めている。高千穂峰の山頂もくっきりと見えていた。
8:32湯之野登山口→10:11湯之野分岐→10:32新燃岳→11:24湯之野分岐→12:26湯之野登山口


12月31日(晴)高千穂峰
高千穂峰山頂 フォト「高千穂峰山頂」
この冬一番の寒気が昨日一昨日と日本列島を包んでいるようで今朝の天気予報では九州地方は積雪のため交通機関に影響が出ている。
遠くから撮影する分にはスリップ事故の心配もないだろうと青空が広がってきた高千穂峰へと車を走らせる。
高千穂峰の周りには上空青空が広がっていて御池小学校の先、夢ケ丘から高千穂峰目指して登山開始だ。
御池小分岐からはところどころ登山道にも雪が残っていて感触を味わいながら登って行く。標高が上がるにつれ残雪も多く吹き溜まりは膝の下まですっぽりと踏み込んでしまう。
ザレ場の丸太の階段も雪に埋まっていて冷たい風が強く吹きさらす。山頂では雲がすごいスピードで流れて行き足を踏ん張っての撮影だ。
雲間から中岳と新燃岳も見え雪を被っていた。でも数日前、里から見たときよりも雪は少ないようだ。だいぶ少なくなっている。下山は雪の上を滑るようにしてザレ場を駆け下りる。
9:50御池小登山口→10:51五合目→11:24御池小分岐→12:13山頂→12:44御池小分岐→13:13五合目→13:51登山口




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