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フォト撮れメモ 平成25年

  2013平成25年   
1/4 大浪池   1/5 霧島アートの森〜えびの高原
 1月4日(晴れ) 大浪池

大浪池と韓国岳 大浪池から桜島を見る フォト「大浪池と韓国岳」と「大浪池から桜島を見る」

年の初めの3ケ日は家でゴロゴロしていた。
1月3日の夜に「しぶんぎ座流星群」を撮影するので新湯に出発する。新湯には午後9時に着きインターバル撮影するが雲が多く、
えびの高原へと行き、また4日の午前1時に新湯に来る。それにしても夜の寒さは厳しい。車のエンジンを切り仮眠するが足元から冷気が迫ってくる。
たくさん着込んで寝袋も使うのだが寒い。午前4時に大浪池登山口に移動してウトウトする。車の通りが多い。

新燃岳の噴煙 朝焼け フォト「朝焼け」と「新燃岳の噴煙」

さて大浪池へは夜の登山を禁止と看板が立っている。まあ月明りもあり5時半頃から登り始める。駐車場には他に車が2台停まっていた。
頂上には雪はなく東回りへと進む。鹿児島の夜景が見え錦江湾の桜島も噴煙を上げていた。
東の空は明るくなっている。水平線から雲は多いが太陽が昇るにつれ朝焼けがすごくきれいで
雲間から高千穂峰に放射状に光が射している。一生懸命撮っているとほかの崖の上にも人1人。


 1月5日(晴れ) 霧島アートの森〜えびの高原

霧島アートの森メインロード 霧島アートの森 えびの高原
フォト「霧島アートの森メインロード」「霧島アートの森」「えびの高原」

昼前から西岳にある『ごろん亭』で食事をするため家を出る。
途中娘の家に寄り長男と4人で出発、西岳へは約20分『ごろん亭』到着。食事が済んで丸尾の温泉街へと繰り出す。
でもホテルの下見だけで次に向かったのが『霧島アートの森』。
丸尾から湧水町へ車を走らせること18km、時々山あいから雪の韓国岳が見え隠れする。『霧島アートの森』は山の上にある感じで見晴らしがよく桜島も見えている。
寒いのだが風が弱いのが救いである。来館者も結構多く初めて来た所だが来てよかったと4人とも言う。湧水町と言えば字の通り湧き水で有名だ。
しかしその場所までは時間的に行けず『えびの高原』へと向かう。えびの市から白鳥温泉を通り午後5時前に『えびの高原』に着く。
日は西に沈む前でえびの高原の木々は白くしている。『えびの高原』にある屋外スケート場にはまだ大勢の人がいて楽しんでいらっしゃる。
我々はスケートができないので車内から見るだけだ。不動池の駐車場に車を止めて霧氷を入れて記念撮影。
あたふたと車に乗り込みほっとする4人である。



  平成25年   
2/11 池めぐり   2/21 大浪池
 2月11日(晴れ) 池めぐり

六観音御池 韓国岳と白紫池 白鳥山山頂 えびの岳
フォト「六観音御池」「韓国岳と白紫池」「白鳥山山頂」「えびの岳」

1ヶ月ぶりのえびの高原だ。明日は雲が広がるそうで星景と池めぐりの予定で午前1時半自宅を出発する。
寒さ対策はしているつもりだが風が吹くと体感温度がぐんと下がる。午前3時過ぎえびの高原に着く。エコミュージアムセンターに1台。
韓国岳の登山口に5台、不動池に1台、祭日だがなぜか少ない。星景を撮影しながら不動池には3時50分に着き、すぐに池めぐりコースへと向かう。
夏の夜空だったら天の川があるのだがちょっぴり星の数も少なめで寂しい感がする。
六観音御池では湖面に星が映り込んでいる。初めて見る光景かも知れない。丸太木の下には雪が残っていて数日前のチーン規制を思い出す。
北展望台へは向かわず白紫池へと足を進め星の映り込みを期待したが残念。また引き返し北展望台へと登る。北展望台も風が吹き寒い。
霧は出現せず午前7時過ぎ、丸岡山から太陽が顔を出す。暖かくなったところで白鳥山へと向かい二湖展望台からエコミュージアムへと下る。
午前9時半前、不動池到着。


 2月21日(晴れ) 大浪池

東回りから見た大浪池 大浪池東回りに咲くマンサク フォト「東回りから見た大浪池」と「大浪池東回りに咲くマンサク」

大浪池のマンサクは例年3月初旬が見頃とインプットされている。
でも新聞記事にもマンサクが咲き始めていると書かれていたのでさっそく大浪池へと向かう。
朝早くはまだ寒く霧を期待するがどうも発生しないようだ。大浪池の頂上から西回りへと向かいマンサクの咲き具合を見る。
思っていた通りで西回りのマンサクは東回りからして遅く、まだ蕾である。東回りには毎年1本早く咲く木がありここは黄色の愕だろうチラちらっと見えている。
この木を通り過ぎて日の出の撮影へと足を速める。が、足が前に進まない。休みながらどうにか日の出の撮影ポイントに到着。
日の出は午前6時51分と昨日の新聞に書いてあり、充分に間に合った。。
朝焼けも見ることができマンサクの咲く場所へと後戻りする。マンサクの花も今月下旬には大きく咲いていると思う。
今日は木曜日、平日で人も車も少なかった。これから暖かくなってくると大浪池にも大勢の人が訪れることだろう。 もう一度出直しである。



  平成25年   
3/4 大浪池   3/16 えびの岳と新床の沢
 3月4日(晴れ) 大浪池

東回りの霧氷と韓国岳 大浪池 東回りの霧氷
フォト「東回りの霧氷と韓国岳」「大浪池」「東回りの霧氷」

大浪池へは先月21日に行き東回りでマンサクが咲き始めたことを確認。
それから11日が経過、はてさて咲き具合はどうか?
月が出ていて星が見え、雲が勢いよく流れていて風が強い。大浪池の頂上に着き湖面にはガスがない。すぐに西回りへと向かう。
韓国岳には次々に雲がかかり、その雲が朝焼けに染まる。マンサクは1本の木に小さく咲いていて霧氷に覆われている。
ここで太陽が崖の上に顔を出すまで朝焼けとマンサクを撮影する。マンサクが霧氷に覆われているのでなぜかパッとした写真が撮れない。
まあこんな腕だろうと自分なりに撮影し次に東回りへと引き返す。頂上から東回りへと進むがまだ誰とも会わない。
韓国岳にかかる雲が大浪池の上空にも広がり青空が消えてしまった。しかし東回りの崖には夜の寒さで霧氷の花が咲き並んでいた。
マンサクは後回しにして霧氷を撮影、なかなかいい感じでフィッシュアイレンズも取り出して撮影する。
韓国岳にかかる雲がなくなると大浪池にも青空が戻りマンサクが青空に映える。


朝焼けとマンサク 西回りに咲くマンサク ヤブツバキ
フォト「朝焼けとマンサク」「西回りに咲くマンサク」「ヤブツバキ」


 3月16日(晴れ) えびの岳と新床の沢

えびの岳から星景 韓国岳から昇る太陽 フォト「えびの岳から星景」と「韓国岳から昇る太陽」

えびの岳の登山道にもマンサクが咲いていたのを思い出した。
そしてキャンプ場の沢にもマンサクが咲いていたのを記憶している。えびの岳の頂上には日の出に間に合えばいいと星景を撮りながら移動する。
ところがインターバルの撮影をするとカメラが誤作動をし勝手にシャッターが下りたり変な動作をする。
インターバル撮影はあきらめて新湯、バードライン、えびの高原と1分露出で撮影、広場に着いたのが午前4時半である。
えびの岳の登山道は細く狭く回りが木に覆われているので注意がいつもよりいる。ヘッドライトに手持ちの強力なライトで前方を照らし確認しながら登る。

マンサク フォト「マンサク」

えびの岳の登山道からも星景を撮影しながら進むこと、ようやくえびの岳最高地点に到着。星は消え韓国岳の頂上は明るくなり始めていた。
最高地点から見ると雲海があり町灯りがあり桜島は噴煙を上げている。韓国岳の方も登山者のライトが光っていて登山口の駐車場には3台見えている。
足が特に左足が登るとき痛みが出て困ったものである。韓国岳はまだ登るのは無理だろう。
えびの岳の最高地点から引き返しマンサクを探す。マンサクは東回りの中間にあり小さく細く咲いていた。
もう1ヶ所、沢のマンサクは見つけることが出来なかった。帰り道、新床の沢に降りマンサクを撮影する。
大浪池の登山口には車があふれていて路肩まで車があった。午前9時過ぎだ。


 3月27-28日 房総半島

 3月28-29日 東京スカイツリーと都内見学


  平成25年   
4/13 韓国岳裾野ほか   4/25 池めぐり   4/27 大浪池
 4月13日(晴れ) 韓国岳裾野ほか

キリシマミズキと韓国岳 沢に咲くキリシマミズキ フォト「キリシマミズキと韓国岳」と「沢に咲くキリシマミズキ」

午前2時半、新湯の空には星が見える。えびの高原は残念ながら上空には雲があり星は見えず、車の中で仮眠する。
午前4時20分、雲が流れて星がある。さっそくキリシマミズキをライトで照らし1枚撮影する。1枚撮影したところでまた雲が広がりさっさと車で韓国岳登山口へ移動する。
東の空は明るくなり始め星もめっきり減ってしまっている。石段を登り、研究路から北斗七星を撮影し裾野へと向かう。
韓国岳の裾野にある池の水はすっかり干上がっていて映り込みは夢となる。それとその池の周りに咲くシロモジにキリシマミズキの黄色の花が見えない。
午前6時過ぎに太陽が顔を出し光が斜めに差し込んでくる。裾野の中に入り込むとキリシマミズキは咲いているのだが色あせている。先日4月に降った雪で色あせたのだろう。
オオカメノキの白い花もあせていてがっかりだがせっかく来たのだからと撮影する。まだ蕾でこれから房になるキリシマミズキもありまだ楽しめそうだ。
あと、小林線と牧園線のキリシマミズキを撮影して帰る。


 4月25日(晴れ) 池めぐり

北展望台から望む韓国岳 白紫池 フォト「北展望台から望む韓国岳」と「白紫池」

午前4時前、不動池に到着する。夜空には満月に近い月がありまだ西の空に輝いていて星は少なく、天の川も見えない。
50Dのコントローラーを新しく買ったのでそのテストをする。誤作動がないことを確認。不動池から六観音御池を通り北展望台に5時15分頃到着する。
午前5時36分もう太陽が東の空から上がってきた。あわててビデオをセットする。オレンジ色した少し大きめの太陽である。

不動池 六観音御池
北展望台から白鳥山へは行かず元来た道を戻る。夜には判らなかったミツバツツジを撮影するためである。
池めぐり登山道にはミツバツツジのほかにヤブツバキやキリシマミズキ、オオカメノキも咲いていた。またミヤマキリシマもこの陽気で狂い咲きしているのを見つけた。
えびの高原のノカイドウは赤い大きな蕾がたくさんあり連休あたりでは開花するのではと思う。
ほかにタチツボスミレ、ツルキジムシロ、ハルリンドウ、シロモジを見た。

フォト「六観音御池」と「不動池」

 4月27日(晴れ) 大浪池

大浪池登山口 ミツバツツジと韓国岳 大浪池登山道に咲くミツバツツジ
フォト「大浪池登山口」「ミツバツツジと韓国岳」「大浪池登山道に咲くミツバツツジ」

大浪池からの星景を撮影するので昼過ぎに家を出る。
大浪池登山口に午後3時半前に到着、連休初日でまだ車の数も多い。
登山道の中間あたりからブッシュの中に咲くミツバツツジを見つけ足も止まる。と言うより口実をつけての一休みである。
頂上へあと10分くらいの登山道に覆いかぶさるようにミツバツツジがある。青空に映える。
大浪池の頂上にも一株満開のミツバツツジがありひと際鮮やかである。
その周りには雑木が茂り踏み台があれば湖面も撮影できるのにとあきらめがつかない。午後4時40分東回りへと向かう。行先は反対側までだ。
7時前には太陽が沈むので足早に反対側まで行き、その後引き返す。
ミツバツツジが咲いているのを楽しみのしていたが皆無だった。夕方になると崖下から風が強く吹き上げて来た。
夜になると止むだろうと思ったが寒く冷たい夜となった。9時には満月が昇ってくるのに星の数が少なく寒さだけが身に染みる。午後9時下山する。



  平成25年   
5/1 えびの高原   5/8 六観音御池の裏山   5/12 新湯   5/13 甑岳   5/22 硫黄山   5/25 池めぐり
 5月1日(晴れ) えびの高原

ノカイドウ ノカイドウ フォト「ノカイドウ」

霧島山にしか自生しないノカイドウが見頃だ。
連休と連休の谷間に家内と姉の三人でドライブである。
「道の駅えびの」が開店オープンして数日になるのでえびの高原経由で行く。
カーナビを新しく購入したのでさっそくルート設定する。
7インチだから前のと比べて見やすい。山行きにドライブにと楽しくなる。
平日なのにえびの高原の広場前の路肩には多くの車で賑わっていた。ピンクの蕾や大きく開いた白いノカイドウと色鮮やかでびっしりと咲いている。
三人連れなので自分勝手な行動はとれず、早々に「道の駅えびの」へと向かう。カーナビも調子がいいと言っていた矢先、ソフトのエラー表示があり画面が止まってしまった。
すぐに復旧したが気になる。まあ安かったからいいかと前向きである。「道の駅えびの」で食事をして小林経由で帰宅する。カーナビは調子いい。


 5月8日(晴れ) 六観音御池の裏山

ミヤマキリシマと韓国岳 六観音御池 ミヤマキリシマ
フォト「ミヤマキリシマと韓国岳」「六観音御池」「ミヤマキリシマ」

午前0時半、新湯にて北極星を中心にしてインターバル撮影。
ところが雲が広がっていて北斗七星が見えるくらいで期待薄、約1時間半車の中で仮眠も取る。
「えびの高原でも同様で星はあきらめて夜明け前まで車の中で寝る。午前5時半頃東の空が白みだしたので車から出て池めぐりをライトをつけて歩く。
雲が多いおかげで朝焼けは見えたがなんだかどす黒い感がする。「霧島フォトGallery」>管理人SさんのHPに6日の六観音御池の裏山のフォトが掲載されていたので行くことにした。
裏山から新緑やミヤマキリシマなど撮影するが久しぶりにしては面白い。春も良し、夏も良し、秋はまた特に良く、冬はどうだったか・・・前のHPを見て見よう。
尾根をうろうろして午前7時過ぎには下りる。昨日「かのやばら園」に行ったのでその疲れもある。


 5月12日(晴れ) 新湯

新燃岳から昇る太陽 ヤマツツジ 新湯より新燃岳と獅子戸岳を望む
フォト「新燃岳から昇る太陽」「ヤマツツジ」「新湯より新燃岳と獅子戸岳を望む」

前回8日夜のインターバル撮影は期待外れで今夜再度トライ。
約2時間の撮影の間、流れ星を6個見たがうまく捉えているか帰ってのお楽しみである。宇宙ステーションも東へと行くのを見つけた。
このまま新湯で日の出を見てから甑岳へと行くようにする。午前6時半頃新燃岳のウサギの耳から太陽が昇ってきた。
日差しが赤松林を照らし鮮やかになる。赤松にミヤマキリシマ、そしてヤマツツジと青い空になかなのコントラストだ。
逆光の中を花を構図の中に取り込み新燃岳を撮ろうとする。「霧島フォトGallery」管理人Sさんとここで会う。
あちらこちらで花だよりが聞こえてくる。この後、甑岳へと向かう。今日は日曜日で韓国岳の駐車場も満車である。
硫黄山のミヤマキリシマは車窓から見てまだのようだ。5月下旬から6月になるのだろうか。甑岳はこの後書こう。


 5月13日(晴れ) 甑岳

甑岳火口 火口湿原 フォト「甑岳火口」と「火口湿原」

ミヤマキリシマは甑岳へと登ると中腹で咲いていた。また頂上でも咲き始めていたが、火口内では咲いている株は見かけなかった。
甑岳の周回コースは行かなかったので花の咲き具合はわからない。頂上から火口へと降りて行く。登山道を歩くよう標識があり湿原の手前で立入禁止である。
湿原の手前から振り返ると韓国岳がわずかに見え、以前のように大きく見える写真が撮れない。湿原には水が溜まっていてカエルの合唱だ。
でもカエルは見当たらない。水の中にいるはずだがその下の土の中だろうか。甑岳は約1時間の行程だが昨夜の新湯の撮影からで毎度ペースは上がらず。
気温もぐんぐんと上がっているようで上着を脱ぎ、汗を拭き水分を補給し・・・。
甑岳へも結構多くの人が登っていて赤松千本原ではすれ違う人多し。追い越される人も多い。


 5月22日(晴れ) 硫黄山

硫黄山の朝焼け雲 韓国岳と朝焼け フォト「硫黄山の朝焼け雲」と「韓国岳と朝焼け」

硫黄山のミヤマキリシマが咲く頃だ。その前に高千穂河原へと向かう。
高千穂河原の駐車場にもミヤマキリシマがあり星景と花と御鉢がうまく撮れるかどうか。午前1時過ぎ高千穂河原に着く。途中道路脇でもミヤマキリシマがヘッドライトに照らされていた。
自動販売機の明かりでライトを照らさなくてもミヤマキリシマは撮影できた。出来上がりは帰ってからのお楽しみである。
午前2時頃には新湯で北斗七星を撮影する。午前2時半過ぎ、つつじケ丘で撮影、天の川を撮ったり赤松を照らしたり結構バタバタしていた。

ミヤマキリシマと韓国岳 硫黄山の朝焼け フォト「硫黄山の朝焼け」と「ミヤマキリシマと韓国岳」

硫黄山へは午前3時半に着く。
登山道にはミヤマキリシマが咲いていてライトで照らしての撮影である。午前5時半頃日の出となったがその前の朝焼けがきれいだった。
午前7時には帰路についたがいい感じでミヤマキリシマを撮影したと思う。


 5月25日(晴れ) 池めぐり

不動池に映る月 池めぐり登山道 六観音御池裏から望む韓国岳 六観音御池
フォト「不動池に映る月」「池めぐり登山道」「六観音御池裏から望む韓国岳」「六観音御池」

22日に硫黄山のミヤマキリシマを満喫した。
今日は池めぐりのミヤマキリシマを撮りに行く。午前3時半、不動池到着。西の空には満月が煌々と輝いている。
星はなくどうにか北斗七星が見えている。登山道の赤松とミヤマキリシマを構図にして撮影する。月明りで何もしなくてもミヤマキリシマは写る。
午前5時、甑岳から日の出である。北展望台もミヤマキリシマが咲いていて朝日に映える。寒くはなく鳥のさえずりが気持ちいい。
白鳥山に午前6時、二湖展望台は6時半に着く。まだ誰とも会わない。韓国岳の登山口や不動池には週末なのかたくさんの車が停まっている。
二湖展望台を後にして六観音御池の裏の尾根を歩くことにした。尾根伝いを歩くのだが若葉が茂り、ブッシュで回りこんだり大変だった。
久しぶりに見る景色に新緑ありミヤマキリシマありでいい写真は撮れたと思う。登山道を外れたのはいいことではないと反省している。
午前8時半不動池に戻る。



  平成25年   
6/2 えびの高原、霧島温泉市場、道の駅霧島、霧島神宮など   6/5 大浪池   6/8 中岳登山道   6/13 霧島バードライン   6/13 えびの岳   6/17 新湯と大浪池   6/23 七折の滝・相聞の滝・千里ケ滝・丸尾滝   6/27 硫黄山
 6月2日(小雨) えびの高原、霧島温泉市場、道の駅霧島、霧島神宮など

えびの高原つつじケ丘 霧島温泉市場 道の駅霧島 霧島神宮
フォト「えびの高原つつじケ丘」「霧島温泉市場」「道の駅霧島」「霧島神宮」

小雨で里から見る霧島連山も雲の中だが予定通り4人でえびの高原へと向かった。4人とは姉夫婦と私たち夫婦で前回は日南とか鹿屋のバラ園に行っている。
今回はミヤマキリシマの鑑賞である。その他道の駅めぐり等霧島一周の観光となっている。車中ではフロントにビデオカメラをセットし、降りてからはデジカメでビデオモードで撮影する。
フォト撮影は一切無しだ。切替が面倒であるから。午前11時、不動池を通過、硫黄山のミヤマキリシマは見えない。日曜日なので雨でも人々は訪れている。
つつじケ丘の広場前に停車し傘を差してミヤマキリシマを見る。いまが満開のようで韓国岳は見えないが撮影している人も多く見受ける。
広場で食事をし温泉郷へと下る。霧島温泉市場に寄り、丸尾滝を後に道の駅霧島でショッピング、桜島は山頂が雲の中だ。
つぎに5分くらいで霧島神宮のあし湯でのんびり疲れをとる。個々の温度は62度とのことで水で温度を下げているとか、気持ちがよかった。無料がまたいい。
えびの高原のあし湯も無料だったと思う。霧島神宮に参拝して高原町の道の駅へと向かう4人である。

 6月5日(曇り) 大浪池

東側から見た大浪池 ミヤマキリシマ フォト「東側から見た大浪池」と「ミヤマキリシマ」

大浪池に咲くミヤマキリシマが気になる。日曜日にえびの高原で見たが大浪池は登らなければならない。
普通40分で山頂だが私のある気はマイペースで時間はあってないようなものだ。それでも今日は大浪池を東回りから一周したのである。
よくぞ登山口までたどり着いたものと自分で感心する。空は曇っていて東回りから日の出は見られなかったが朝焼けは見れた。

新燃岳と高千穂峰 フォト「新燃岳と高千穂峰」

また高千穂峰と新燃岳に雲海が山を覆い西に流れて消える雲が圧巻だった。東回りのミヤマキリシマは結構咲いていたが西回りはそろそろ終わりという感じだ。
避難小屋周辺のミヤマキリシマは満開で絵になる。一周するといろいろと花が咲いていてカメラに収める。
登山口から山頂までの登山道にはギンリョウソウを見、オオバウマノスズクサを見る。ベニバナギンリョウソウはまだ早いようで見なかった。

 6月8日(曇り) 中岳登山道

中岳登山道 朝焼けと高千穂峰 中岳登山道
フォト「中岳登山道」「朝焼けと高千穂峰」「中岳登山道」

中岳登山道を行く。
ミヤマキリシマは終わっていて所々で見かけるくらいだ。堆積した噴石の上を歩くのだが滑りやすく足を取られそう。
高千穂峰のザレ場を登る感じである。星を期待して来たのだが残念ながら山の上に星は見えず。
午前4時過ぎには風が出てきて草むらにしゃがみ込み寒さ堪える。曇った空を見上げると北から南へ宇宙ステーションが飛行している。
光が大きく点滅しないのでまず間違いない。星は見えなかったが朝焼けが始まりデジカメで撮り、ビデオで撮る。
久しぶりの中岳登山道でなにか見るものが新鮮に映る。

 6月13日(晴れ) 霧島バードライン

霧島バードラインの朽木 フォト「霧島バードラインの朽木」

今夜は星が見えるだろうと夜11時過ぎに家を出る。
新湯の手前からガスで視界が悪く星も見えない。大浪池登山口を通過して、えびの高原に着くがここも同じで小林方面へと下る。
小林線の展望台で待っているとガスが消えて星が見えてきた。さっそく撮影を始めるがリモートコントローラーの調子が悪い。
午前2時半、えびの高原は満点の星になる。天の川も見えている。霧島バードラインの方はいかがなものかと車を走らせる。
白鳥温泉の先まで下ったのだがあいにく雲の中に入ったようで何も見えず引き返す。いつもの撮影場所に着くとなんと星が輝いているではないか。天の川も見えている。
さっそく撮影開始、朽ちた木にライトを照らし星景が完成、ピントは帰ってからのことである。
このまま朝日が差し込むまでここ霧島バードラインで粘る。午前5時半過ぎ、えびの岳へと向かう。

 6月13日(晴れ) えびの岳

赤松林 ミヤマキリシマ 桜島の噴煙
フォト「赤松林」「ミヤマキリシマ」「桜島の噴煙」

午前6時えびの岳へと向かう。前回は3月16日、星を撮影するため夜に登っている。
えびの岳の登山道を登って行くと新緑と差し込む朝日に鳥のさえずり、心がすっきりする。HPでBGMを始めたのでさっそくビデオで撮りの音撮りである。
朝早いと言えども額には汗がにじみ出る。休憩しながら約1時間かかって頂上に着く。頂上から見る景色も緑が濃く高隈山系は雲から少し姿が見える。桜島は噴煙だけが見えている。
頂上から西回りにキャンプ場へと下ることにした。西回りの登山道にはミヤマキリシマがまだ咲いていた。韓国岳をバックに撮りたかったが気が邪魔をする。
東回りでは鳥のさえずりが大きく聞こえていたが、西回りの赤松林に入ると蝉の声がやかましい。
午前8時前キャンプ場から出て広場を通り車に着く。ほかに車はなし。

 6月17日(晴れ) 新湯と大浪池

錦江湾の星景 新湯の夜明け 朝焼け雲
フォト「錦江湾の星景」「新湯の夜明け」「朝焼け雲」

午前2時半過ぎ、外に出ると星が輝いている。
すぐに家を出て、コンビニに寄りおにぎりとお茶他を買い車を走らせる。高千穂河原には行かないで霧島ハイツから新湯へと向かう。
その途中で錦江湾の星景を撮影、桜島は見えているようでわからない。3時半過ぎ、新湯に到着する。4時過ぎには明るくなりだすので数枚しか星景は撮影できない。
新湯で日の出を待つ。朝焼けから日の出まで見て撮影するがいまいちである。

登山道脇のギンリョウソウ 大浪池 大浪池と韓国岳
フォト「登山道脇のギンリョウソウ」「大浪池」「大浪池と韓国岳」

午前6時半過ぎ、大浪池登山道を登るとすぐにベニバナギンリョウソウを見つけた。ギンリョウソウも見たが今年はあまり見かけない。
登山道の中間点手前でもギンリョウソウは見かけなかった。次に見たベニバナギンリョウソウは頂上手前であった。
キヨスミウツボも見つけることが出来なかった。時期が早いのか遅いのか残念。
頂上から見る大浪池は新緑に覆われていた。ここで下山する。

 6月23日(雨) 七折の滝・相聞の滝・千里ケ滝・丸尾滝

七折の滝 相聞の滝 フォト「七折の滝」と「相聞の滝」

日曜日、家でHPを見直しているとハッとひらめき。
雨ばかり降っていてひょっとして相聞の滝には水が落ちているかもと頭の中をよぎる。
すぐに小林からえびの高原へと車を走らせる。まず「七折の滝」で撮影開始である。今は雨は降っていない。
夷守岳の山頂には雲がかかっていて、韓国岳もやはり雲の中だ。次に行くのが「相聞の滝」である。
相聞の滝の案内板横に車を止めて山道を歩く。滝の音は聞こえない。案内板から数分で滝が見えるところに着く。甑岳も雲がかかっている。

丸尾滝 千里ケ滝 フォト「千里ケ滝」と「丸尾滝」

肝心の滝の水はどうなっている?大量の水とはいかないが上から滝壺までちゃんと水が落ちていて安堵する。滝の音も鳥の声もよく聞こえている。
次に向かったのが「千里ケ滝」、案内標識板に従って狭い道へと下る。車の離合には気を付けてゆっくりと走る。駐車場までは10分はかからない。
ここに来たのは16年ぶりくらいだと思う。送水管に沿うように階段が整備されているが急こう配だ。滝まではムシムシする中20分位かかったか。
最後に「丸尾滝」に行く。道路から見えるところではなくずっと手前の駐車スペースに車を止めここから歩く。
雨も降りだし傘を差して滝を撮影し、千畳敷で撮影。雨は止むこともなくほどほどに帰宅する。

 6月27日(曇り) 硫黄山

韓国岳 韓国岳 フォト「韓国岳」

梅雨の半ばとはいえ朝方のえびの高原は冷え込む。
夜半、車の中で仮眠しているとライトをつけて車が1台走って行った。時間からして韓国岳に登る人と勝手に決めつける。
星景は雲と月に遮られ星景にならず、硫黄山へと向かう。硫黄山からは朝焼けはすぐに終わったが雲がうろこのようになり、
なかなか芸術的に撮影できた。と思う。遠くに山並みも霞がかって太陽の光が射しなかなかの景色である。
 
賽の河原と甑岳 硫黄山と韓国岳 フォト「賽の河原と甑岳」と「硫黄山と韓国岳」
韓国岳の登山口駐車帯には1台、不動池の路側帯には別に2台停まっていた。硫黄山では人を見かけなかったので北展望台の方に行かれたのだろう。
えびの高原は400ミリ近い雨が降ったようで、韓国岳の裾野の枯れ池に水が溜まっていた。鹿が1匹水辺の草を食べている。私の存在は無視されている。
硫黄山登山口から登りそのまま賽の河原へと下る。ここも水が溜まっていて韓国岳の映り込みを撮影したかったが、風があり撮影出来ず。
韓国岳登山道の脇を流れる水の音をビデオで撮る。韓国岳登山口には車が6,7台停まっていた。不動池の路側帯に停めてあった車はもういなかった。



  平成25年   
7/7 大浪池   7/10 池めぐり   7/18 新湯   7/23 高木町より
 7月7日(曇り時々雨) 大浪池

大浪池頂上 フォト「大浪池頂上」

そろそろ梅雨明けのようだ。
明日、大浪池に行きたかったが都合で今日行くようにした。ところが霧島の山は連日雲の中にあり、今朝もガスが垂れこむ中を大浪池登山口に着く。
頂上での景色を期待したが報われず。大浪池の頂上で待つこと3時間、東回りで待つこと2時間。
湖も見えない。火口壁も見えない。まして韓国岳も見えない。それでも待っていると多くの登山者が通り過ぎて行く。
  風は結構あり又雨も降ってきたりしてレインウエアを着込み傘を差す。準備万端だが傘の骨は折れ、カメラはレインウエアの中に入れじっと待つ。
結局景色はあきらめて下山する。今日撮影したビデオは絵になっていない。


 7月10日(晴れ) 池めぐり

北展望台から 白紫池と韓国岳 不動池
フォト「北展望台から」「白紫池と韓国岳」「不動池」

えびの高原のさわやかな風と言っても夏の日中歩けば暑い。
いつものパターンで涼しく人目につかない夜中に行動する。はたから見れば完全に不審人物だ。
夜10時に家を出て、御池から小林回りでえびの高原に着く。日が変わって午前1時過ぎ、不動池から北展望台へと向かう。
天の川は西の方角の上にありアングルとしては撮りづらい。夜風にジャンパーを1枚着込み手袋もする。特に夜明け前はぐんと冷え込むのである。
  夜空に月はなく、雲もなく星空はきれいだったな。ただ朝焼け雲とはならずこれはこれで良しである。
北展望台で日の出を見て元来た登山道を降りて白紫池へと進む。白紫池からは六観音御池へと下り不動池に戻り午前8時前えびの高原を後にする。


 7月18日(晴れ) 新湯

新燃岳からの日の出 フォト「新燃岳からの日の出」

暑さしのぎでまたまた夜中に撮影である。
前から気になっていた中岳の星の軌跡を今夜撮影実行だ。中岳登山道で約1時間インターバル撮影したがレンズが曇るので取り止め。
新湯へと向かう。新湯で日の出を待つが雲が北から南へと流れなかなか日の出が見れない。
日の出の時間から1時間、ようやく青空が広がり始めた。朝7時前には日が射しこみ暖かくなりジャンパーを脱ぐ。
  新湯の砂防堰から霧島川の新緑と水の流れを撮影する。モードをTVにしたりして流れを撮る。面倒くさくなったらPにする。
気温も上がり始めたようで午前8時前に帰路に着く。

 7月23日(晴れ) 高木町より

高木町10号線沿いからの朝焼け フォト「高木町10号線沿いからの朝焼け」

朝の4時半過ぎに空に雲があれば色づきだす。
今朝も雲が染まりだしたので高千穂峰が見えるところまで出てみると西の空に満月がある。
月の入りは5時半頃のようで車を走らせて東岳川へ直行する。土器田橋の堤防に車を止めてすぐにビデオを回す。
満月と霧島連山はカメラでは収まるがビデオでは無理。ビデオをパンするが三脚が水平になっていない。
  朝焼けはあっという間、数分で色が消えてしまうので忙しい。夜も月の入りは明日の午前6時過ぎで、夕焼け朝焼けが撮れそうだ。
この場所から星景も撮りたいが今夜は月明りで駄目である。


  平成25年   
8/3 御池   8/7 高原・小林〜新湯   8/14 新湯   8/27 かかしの里
 8月3日(晴れ) 御池

御池と高千穂峰 御池から見る丸岡山と夷守岳 フォト「御池と高千穂峰」と「御池から見る丸岡山と夷守岳」

昨夜は午前3時過ぎに目が覚めて撮影はあきらめてまた寝た。
今日は夕方から雲が広がってくるようだが夕焼けでも撮影しようと午後6時前から御池へと向かう。
御池には午後6時半到着。ちょうど太陽が隠れるところだった。御池は微風で湖面には高千穂峰が映っているがなにせ蒸し暑い。
時間が経つ毎に御池の表情が変わっていき、湖面を撮ったり夕焼雲を撮ったりする。
他に撮影する人はいなくて釣りをしている人がいるくらいだ。午後8時前から星も見えインターバル撮影を始める。
ただ雲が広がってきていてあまり撮影には適したなく1時間ばかりで終わりだ。釣りをしていた人が「昨夜は星がきれいだった。」と言われたがそうだろう。


 8月7日(晴れ) 高原・小林〜新湯

韓国岳 霧島バードライン フォト「韓国岳」と「霧島バードライン」

夜7時半、高原町蛍の里から霧島連山を見る。星はまだ出ていなくて、雲もなく夕焼雲とは程遠い。
小川のほとりに蛍が一匹光っている。じっと待っているのだが不審者に見られてしまいそうだ。
午後8時半、小林市の出の山公園で撮影、ここも車の通りがたまにありじっとそていると不審者のようだ。インターバル撮影をしたかったがコントローラーが不調で止めた。
生駒高原もパスしてえびの高原へと向かう。午後9時半前に小林線展望台に着く。午後9時半過ぎに不動池。
不動池と韓国岳を撮影し霧島バードラインへと向かう。エコミュージアムセンターは結構車が停まっていてここはパス。
午後10時過ぎ、霧島バードラインで撮影し新湯へと戻る。午後10時半、新湯で流れ星を見ようと目を凝らすが1個見ただけである。
今月213日のペルセウス座流星群を期待しよう。午後11時過ぎ帰路に着く。


 8月14日(晴れ) 新湯

新湯の星景(合成) フォト「新湯の星景(合成)」

13日の夜はペレセウス座流星群のピークだったようだが、
11,12日は家族旅行に行ったので疲労蓄積であった。1日遅れて今晩新湯へと向かう。
新湯は星は出ているが薄い雲がかかっていて天の川ははっきりとは見えない。インターバル撮影の準備を夜10時過ぎから始める。
肝心の流れ星はまだ見えない。カメラを新燃岳の方向に向けてフイッシュアイレンズを10mmに設定して始める。
リモートコントローラーは順調に作動している。結局流れ星の映り込みはなく、目で数個見ただけだった。帰るときに霧島川沿いでも星景を撮影する。


 8月27日(晴れ) かかしの里

沈む太陽と霧島連山 北極星(合成) フォト「沈む太陽と霧島連山」と「北極星(合成)」

久しぶりに星景のチャンスが訪れた。
ガソリンの値段も上がっているので、近場のかかしの里にと家を出たのが午後6時半前である。近場と言っても車で約20分余りで一堂ケ丘公園はかかしとグランドゴルフが有名で広さもある。
午後6時35分、西に沈む太陽にどうにか間に合った。でも雲はなく夕焼雲は見られず。時間が過ぎるにつれ宵の明星の金星が大きく輝き、一時して霧島連山の上に北斗七星が見えてきた。
かかしの方を振り返ると少し雲が焼けている。紅葉も始まっていてもう秋に入った感だ。
  流れ星も3個見つけインターバル撮影の画面に捕えていた。
霧島連山をバックに、また北斗七星をインターバル撮影する。午後10時前にここを出てやまだ温泉近くから高千穂峰を撮影して帰る。



  平成25年   
9/14 硫黄山   9/18 ヒガンバナ   9/26 高原町
 9月14日(晴れ) 硫黄山

硫黄山上空の雲" ススキとえびの高原 韓国岳登山口
フォト「硫黄山上空の雲」「ススキとえびの高原」「韓国岳登山口」

月の入りが深夜0時過ぎで日の出は午前6時過ぎ。
台風18号の影響がある前に星景とえびの高原のススキを撮影に向かう。新湯には午前1時過ぎに着く。星が瞬いていてさっそく撮影開始である。
インターバル撮影は今夜は止めた。順次えびの高原へと向かう先々で星景を撮影し、えびの高原には午前2時前に着く。
今日は土曜日で駐車場にはキャンピングカーも数が多い。高原の涼しさと秋の風情を楽しみながらの旅行なのだろう。
不動池の駐車帯で夜明けまで仮眠することにした。ここも数台停まっている。
  午前5時過ぎから硫黄山へと登るのだがすぐに息切れだ。ススキは強い風に激しく揺れ動き撮影するのに苦労する。
まあ出来栄えは変わらないがこの中からいいのがあるかも・・・。午前7時、韓国岳登山口から園児が韓国岳目指して登って行く。


 9月18日(晴れ) ヒガンバナ

山田町より" 夏尾町より 皇子原公園にて
フォト「山田町より」「夏尾町より」「皇子原公園にて」

いろいろな所からヒガンバナの撮影をと午後0時過ぎ家を出る。
予定では夕方までヒガンバナと夕焼けを撮影して、夜になって星景を撮る。との思いだった。頭の中で道順を整理して、まず大淀川。
次に山田町の田園風景である。稲穂は垂れているが刈取りはまだだ。やまだ温泉近くからは高千穂峰が正面にそびえている。民家の近くでうろうろしていたら犬に吠えられた。不審者とみられ撮影しにくい。
夏尾町に着き撮影したがヒガンバナは白くなっていた。牧場から御池へと寄り高原町の幹線のヒガンバナの咲き具合を車中から見る。
コスモスが咲き始めて秋の風に揺らめいていた。次に向かったのが約300万本植栽されていると聞いたヒガンバナの咲く皇子原公園である。
  山全体に咲き乱れている様は燃えるような形容をしてもおかしくない。平日でも多くの人が鑑賞路を歩きながらヒガンバナを見入っていた。
小川から引かれた水の音と鳥のさえずりに癒される。
午後3時半、ヒガンバナの撮影が終わり疲れたので夜を待たず我が家に向かう。


 9月26日(晴れ) 高原町に咲くコスモス

高原町R223沿いに咲くコスモス" コスモス 日没寸前の霧島連山
フォト「高原町R223沿いに咲くコスモス」「コスモス」「日没寸前の霧島連山」

今日は19日に見た高原町の沿道に咲いていたコスモスを見に行くことにした。
行き着くまでにいろいろ撮影するポイントがあり車を止めては撮影である。もちろんビデオも三脚にセットして撮影する。
稲刈りも進んでいて秋真っ盛りだ。稲干しの風景も絵になる。いつもの順路で御池に寄り高原町へと向かう。
御池からは車で10分もかからない霧島連山が一望できる「ほたるの里」に着く。午後4時である。
沿道沿いに咲くコスモスの長さは大体50メートルくらいか。車が通るたびにコスモスの花が勢い良く揺れる。
花の向く方向は太陽に向かっていて沿道沿いからは逆光となる。この周囲を1周、2周3週としているうちに太陽は西に沈んだ。雲はなく夕焼雲とはならず。
  夜7時半頃にはこの場所でも天の川が見え空気が澄んでいることを示している。夜はやはり寒くウインドブレーカーを着込む。
インターバル撮影はしなかった。



  平成25年   
10/9 新湯   10/20-21 東岳川   10/26 相聞の滝、霧島バードライン、六観音御池   10/30 池めぐり
 10月9日(曇り) 新湯
ツチトリモチ アキノキリンソウ フォト「ツチトリモチ」と「アキノキリンソウ」
台風一過、星空マークも星5つである。昼から新湯に行く。山はどんよりとした雲にすっぼりと覆われている。
新湯の紅葉だがまだまだこれからで色づいた葉っぱを見受けるくらいだ。
新湯の砂防堰辺りで車を止めて霧島川沿いに歩く。草花もほとんど見ることもなく写真とビデオを撮ってえびの高原へと向かう。
えびの高原までは行かず沿道を散策する。時期が早いせいか自分が思っている花には会えず。
大浪池登山口周辺をぶらぶらしてから新湯へと戻る。新湯から望む山々は相変わらず雲の中で覆ったいる雲が少し色づいた夕暮れだった。
夜は車の中で7時半頃まで待ったが星は見えずあきらめて帰ることにした。翌日デジカメからパソコンにデータを移行する。
ビデオのデータも移行したと勘違いしてすべて消去してしまった。ボケてきたか??


 10月20-21日(晴れ) 東岳川
朝もやの東岳川 霧島連山 フォト「朝もやの東岳川」と「霧島連山」
21日がオリオン座流星群のピークとか、近くの東岳川で夕焼け朝焼け夜の星景を20日から21日にかけて撮影する。
20日は夕方5時前から東岳川の土手から霧島連山を見るが雲の中である。空にはうろこ雲もあり夕焼けの染まったが時間が過ぎるにつれ雲も消えた。
霧島連山は陽が落ちても見えず。オリオン座の右上に月がありあまり明るすぎて流れ星は見えなかった。
翌21日は日の出前から東岳川で長靴を履いて朝もやを撮影する。朝露で長靴を履いていてもジーンズはびしょ濡れだ。
朝もやに浮かぶ橋、朝日を浴びるススキと絵になる。朝もやの中から忽然と現れる高千穂峰は神秘的である。
夕方に再度スタンバイ、雲間から放射状にでる太陽の光が好い。日も西に沈み夜ともなると霧島連山の雲もなくなり星も見えてきた。
でも辺りの明るさで星の数も半減である。結局流星群も見ることはなかった。


 10月26日(晴れ) 相聞の滝、霧島バードライン、六観音御池

相聞の滝 霧島バードライン フォト「相聞の滝」と「霧島バードライン」

昼過ぎ、小林からえびの高原へ車を走らせる。
沿道の紅葉はえびの高原に近づくほどに色づいていた。生駒高原から約20分で露店風呂手前に着く。路肩に車を停めて相聞の滝へと道路を下って行く。
午後2時40分、道路から入ってすぐに相聞の滝の水の音が聞こえてくる。台風で水の量も多いようだ。周りはすっかり紅葉していて絵になる。
展望所なのでそんなに動きが撮れず、午後3時前に停車していた所まで道路を登って行く。

六観音御池と韓国岳 韓国岳 フォト「韓国岳」と「六観音御池と韓国岳」

次に向かったのは霧島バードラインである。フロントにはビデオカメラを取り付け撮影。ここの紅葉はちょっぴり早いかなと思う。山肌がまだ色づいていない。
午後4時、えびの高原の不動池へと向かう。六観音御池の紅葉はいかがか?
午後4時43分、六観音御池に到着。撮影したいる人はいない。時々上から降りてきた人が池を見るくらいだ。
対岸は西日に当たり光って見える。紅葉も結構進んでいる。雲が北から南へと流れているのでビデオで撮りっぱなしにしておく。後で10倍速で編集しよう。
午後5時10分、ウインドブレーカーを2枚着ているのだが北風が冷たくここで帰ることにした。


 10月30日(晴れ) 池めぐり

韓国岳と朽木 池めぐり登山道にて 甑岳と六観音御池
フォト「韓国岳と朽木」「池めぐり登山道にて」「甑岳と六観音御池」

深夜2時前にえびの高原到着、不動池駐車場に車が一台。
不動池を見ると星が映り込んでいる。ほかの池も期待できそうと思っていたが現実となる。不動池からぼちぼち歩いて六観音御池へと進む。
午前3時17分六観音御池に着く。先客1名あり。その人も池に映りこむ星を撮影しているのと思う。
3時25分にはここでの最後の星景を撮影して白紫池へと登って行く。登りの階段の長いこと、白紫池に着いたのは午前4時17分である。足が動かない。
白紫池の湖面にも星が映り込んでいて、ここでは初めてではないだろうか。白紫池から二湖展望台へと向かう。
白鳥山へは体力に自信がなく止めた。午前6時33分韓国岳北峰の裾野から日の出だ。雲もなく空が少し染まっただけだった。
夜と朝の景色を掲載するため比較できればと元来た道を引き返す。六観音御池の対岸の紅葉は日が射さず見ることが出来ない。
ここは夕方がいいようだ。不動池に午前9時38分着、車であふれていた。



  平成25年   
11/4 大浪池   11/6 新湯   11/11 小林えびの高原線   11/13 小林→えびの高原→えびの線   11/20 韓国岳四合目手前   11/30 霧島神宮
 11月4日(晴れ) 大浪池

ドウダンツツジ 韓国岳 東回りの紅葉
フォト「ドウダンツツジ」「韓国岳」「東回りの紅葉」

大浪池へは7月7日に登って以来4ケ月ぶりだ。
午前9時頃までは曇りの予報で星景も日の出も期待せず。6時半頃が日の出で空は曇り空だが雨は降っていない。ただ風が冷たい。
頂上で待っていると次から次にカメラマンが頂上に着き、それから各自散って行く。撮影ポイントがあるはずだ。
私の行動予定は頂上から西回りに進み、韓国岳避難小屋から東回りに進み下山する。案の定、頂上への登りでも四苦八苦する。西回りの登りも避難小屋から東回りの登りも足が止まる。
西回りまでは結構真面目に撮影していたのだが、あとは惰性で撮っている。撮るふりをしなければならないほどの登山者の多いこと、挨拶する声も小さくなる。
天候はと言うと、西回りは時々日が射したりしたが、東回りに来ると曇って下から強烈な風が吹き上げてくる。
火口の中の紅葉はすごくきれいなのだが日が射しこめば、なんて天気のせいにする。帰りは大浪池登山口から新湯までビデオカメラをフロントにセットして録画する。
新湯の紅葉は今が見頃の様である。


 11月6日(晴れ) 新湯

旧水汲み場 砂防堰 フォト「旧水汲み場」と「砂防堰」

新燃岳の立入規制が気になり新湯の登山口に行って見た。
残念ながらまだ入山禁止で新湯林道の紅葉は来年をお楽しみである。新湯の坂を下り今は水が出なくなった水汲み場の紅葉を撮る。
逆光の紅葉はすごくきれいだがデジカメで撮影するとオーバー気味の写真になる。
露出とかホワイトバランスなど調整すればいいかもしれないが面倒である。霧島川の流れをTVで0.8秒設定で撮影したが周囲の景色がブレていた。風があるのだろう。
砂防堰の橋の上でもみなさん車を路肩に止めて撮影され紅葉を楽しまれていた。その砂防堰から上流はこれまた紅葉がきれいなのだがまだ立入禁止となっている。滝へも行けない。
夕方になると雲が広がってきて日も差さなくなり紅葉もどんよりとしている。午後5時、夕焼けを期待したが残念。


 11月11日(快晴) 小林えびの高原線

小林線の紅葉 小林線の紅葉 フォト「小林線の紅葉」

朝方の冷え込みに霧島山の紅葉はどう進んでいるのか。
午前10時前、雲一つない青空のもと、小林からえびの高原へと走る。生駒高原を過ぎえびの高原線の入口でビデオカメラをフロントにセットする。
月曜日なのだが車が次々に登って行き、また下って来る。10分も登りを走ると紅葉がお出迎えである。数台の車が停まっていて皆写真を撮っている。
ここの紅葉は今が旬だろう。色鮮やかに周りの景色を染めている。それにしても寒くもう1枚ウインドブレーカーを着込む。
七折れの滝は陰になっていてパスする。小林線展望所の手前にまたまた紅葉がきれいなところあり。
小林線展望所からの景色も空気が澄んでいるせいかナイスビューである。相聞の滝に行って見ると水は落ちてなく、枯れ滝となっていた。
紅葉もここはもう終わりだ。不動池に着くと車の渋滞となっていて賑わっていた。大浪池登山口にかかるとここはもっと渋滞だ。すごい人出だ。
この先の沿道にはウメバチソウが咲いていた。帰りは霧島郷→霧島神宮へと回って行く。神宮はまだ緑が濃い。


 11月13日(快晴) 小林→えびの高原→えびの線

紅葉と夷守岳 えびの市から望む霧島連山 フォト「えびの市から望む霧島連山」と「紅葉と夷守岳」

今日は一昨日行ったルートを妻とその姉の3人で出発する。この前よりは風がなくドライブ日和だ。
途中で無人くんで農産物を買い、高原町の「杜の穂倉」に寄りその向かいにも寄り果物などを購入する。
小林線の紅葉は一昨日より過ぎた感じだがまだまだきれいである。えびの高原は相変わらず車と人で賑わっていた。風もなく不動池の青もまたきれいだ。
昼の食事は、道の駅「えびの」の近くにテレビで放映されたそば屋があるので決まり。霧島バードラインを下る。
道の駅「えびの」に車を停めてむかいにあるそば屋に行く。テーブルが4つか5つで小さなところだが混雑している。
そば玉は40個とかで売り切れだった。道の駅「えびの」で食事をして帰路に着く。帰りは逆の道を走る。食事と農産物の購入のドライブだった。これも楽しい。


 11月20日(晴れ、山は雲の中) 韓国岳四合目手前

韓国岳登山口 韓国岳二合目 フォト「韓国岳登山口」と「韓国岳二合目」

午前10時20分新湯は晴れ、しかし大浪池と韓国岳は見えない。
雲の中にすっぽり入ってる。えびの高原に着くと気候が一変する。えびの高原に前日うっすらとあった雪は溶けていたが冬景色である。
北風が強く吹き寒い。でも韓国岳登山口には結構車が停まっていた。一合目先の登山道から雪があるが空はどんよりとした雲が流れている。
降りてきた人に聞くと山頂は大荒れとか、四合目手前で下山する。
登山口の車の中で食事をしながら待っていると一瞬青空が広がり北峰が見えた。しかしすぐに雲の中に消えてしっまた。
えびの高原は冬、新湯は秋の装いである。


 11月30日(晴れ) 霧島神宮

霧島神宮線の紅葉 霧島神宮鳥居と高千穂峰 フォト「霧島神宮鳥居と高千穂峰」と「霧島神宮線の紅葉」

11月最後の日、韓国岳は雪模様である。午前9時半家を出る。空は青空だが新湯からえびの高原はチェーン規制だ。
神宮線の坂を下ると沿道は紅葉の並木となっていた。路肩に停めて結構な人が写真を撮っている。私も負けじと写真を撮りまくる。
ビデオカメラもフロントに付けて撮影したつもりが録画のスイッチを押し忘れやり直す羽目になる。
神宮交差点そばに車を停め紅葉と韓国岳、新燃岳を撮影する。次に鳥居をくぐり本殿駐車場に行く。ここもたくさんの車だ。
駐車場から本殿まで紅葉が映えている。風もなく青空に紅葉が見事である。結局雪景色は遠くから見ただけで帰る。



  平成25年   
12/12 小池   12/14 御池   12/22 東岳川   12/25 大浪池
 12月12日(晴れ) 小池

小池 小池に咲くサザンカ フォト「小池」と「小池に咲くサザンカ」

今年は小池に行っていない。
韓国岳は冠雪しているが山の上は寒そうだし近場の小池へと午前9時半自宅を出発する。
いつものところに車を停めて杉林を進むと杉が伐採されていて高千穂峰の二子石がよく見えていてニッコリとする。
今日は風もあるのですり鉢の底に降りず登山道を歩く。小池の淵に着いたが最近人が来た様子はなく荒れ果てた感がする。
水面には渡り鳥が十数匹波にたわむれている。こっちには絶対近寄っては来ない。小池にはサザンカの木がたくさんあり今の時期白い花をいっぱい付けている。小ぶりだが清楚である。


 12月14日(晴れ) 御池

釣りをする人 星景(合成) フォト「釣りをする人」と「星景(合成)」

御池で「ふたご座流星群」を撮影する。
タイマーリモートコントローラーが調子悪くレリーズコードを使って口でカウントである。深夜1時すぎ、月が高千穂峰の上で煌々と輝いているが流れ星は目で確認できる。
数え切れないくらいたくさんの流れ星を見たがデジカメへの映り込みはどうか?
午前4時半頃御池から高原町の連山が一望できる「ほたるの里」に行く。ここでは上空に雲があり北から張り出していたので数枚撮影してまた御池へと引き返す。
御池で1時間ばかり車の中で寝る。声が聞こえるので目を覚ますと釣り人が7,8人。
帰って画像を見るとまあインターバル撮影は出来ているようで動画にしてみようか。流れ星の映り込みは結局3枚だけだった。(再度チェクしたら7枚あった)


 12月22日(晴れ) 東岳川

冠雪した韓国岳 フォト「冠雪した韓国岳」

今日は冬至で日中の時間が一番短かい日である。
そして今朝はこの冬一番の冷え込みだったとか。韓国岳は冠雪していて山もえびの高原も雪景色で賑わっていることだろう。
私は明日の孫のおゆうぎ会でビデオのバッテリーを充電している。外に出ると気球が上がっている。
絶好のシャッターチャンスと東岳川へと向かう。青空に冠雪した韓国岳と気球が撮れると思ったが気球が見えない。
2時間近く待ったが見ることは出来ず。山に行きたかったが登るのは無理で、残念ながらまた近場からの撮影となった。


 12月25日(曇り) 大浪池

鹿児島市の乙女 登山道を登る 岸辺から見る韓国岳
フォト「鹿児島市の乙女」「登山道を登る」「岸辺から見る韓国岳」

11月4日の紅葉の時に登って以来の大浪池だ。
道路は雪もなく、えびの高原までのチェーン規制も解除されていた。大浪池の登山道を登って行くと凍結した雪が所々あり慎重に登って行く。
鹿児島市の乙女達は元気溌剌ではしゃぎ、歌いながら登って行く。私も元気をもらい後から登る、がすぐにへばる。
登山道の中間あたりで簡易アイゼンを着ける。霧氷は見られないが登山道の雪は結構多く残っている。
空はどんよりとした雲が広がっているが太陽はうっすら見えている。今日は湖面に下りる。
岸には雪がありツララもあった。韓国岳の湖面への映り込みは少し波立っていて無し。時間が経つにつれ青空も広がってきてこの場所で粘る。
帰りに登山口の雪をビニール袋3つに入れ孫の家の玄関に雪だるまの出来上がり。




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