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フォト撮れメモ 平成13年

  2001平成13年   
1/8 韓国岳   1/13 小池   1/14 高千穂峰   1/21 韓国岳   1/27 池めぐり   1/28 韓国岳
A Happy New Year 2001
ダイヤモンドヘッド山頂からワイキキを望む     フォト「ダイヤモンドヘッド山頂からワイキキを望む」
霧島の山じゃないがハワイの山でも山頂を極めたので掲載した。と言ってもダイヤモンドヘッドは海抜237mだ。 やっぱりハワイに来ても山に登りゃな損々。
気温が30度くらいあるのだが登っていても心地よい汗をうっすらかくだけ。湿度が低いので気持ちがいい。
これは12月30日(現地)のフォト。

H12.12.28-H13.1.1 ハワイ旅行(スライド)
- ビデオ - 音量に注意

1月8日(午前中雲多く午後から快晴)韓国岳
韓国岳     フォト「韓国岳」
今年初めての霧島の山。雲が霧島の山頂を覆い隠し風も強いのでえびの高原へと赴く。
韓国岳も山頂は見えないが雲が次から次へと流れてそれが太陽に光り寒さを忘れて撮りまくる。
出来は現像してからのお楽しみだ。年末に比べたら登山者がぐんと増えている。
昼前から雲もとれて快晴となり山々がまぶしいくらいだ。






1月13日(朝から雪午後は曇り)小池
雪化粧した小池     フォト「雪化粧した小池」
都城盆地は朝から初雪が舞っている、じゃなくて降っている。この降り具合だとえびの高原への道路はチェーン規制だろう。
チェーンはいつも車に積んでいる。でもつけたことがない。
御池と小池に行く。雪の写真なんて南国宮崎でそう撮れるものではない。小池を撮るのはそういないだろう。
雪を踏みしめる音だけが聞こえる。風情があるが廻りに誰も居ないのでちょっぴり怖い気持ちだ。




1月14日(快晴)高千穂峰
高千穂峰の鳥居     フォト「高千穂峰の鳥居」
朝、霧島連山を見ると雲の中だ。9時ごろから山にかかっていた雲がとれて山は雪化粧と化していた。
10時御池小登山口から高千穂峰へいざ出発。登山口に車が5台、高千穂河原へはチェーン規制でこちらに回ったのだろう。
12時御池小分岐に着く。風が強く体感温度はどのくらいだろう。山頂から降りてきた人が山頂は氷点下8度と言っていた。
1時半に鳥居まで進む。山頂まであと400mで引き返す。山頂付近は雪が風で舞っている。3時過ぎ登山口に着く。



1月21日(快晴)韓国岳
韓国岳山頂より高千穂峰を望む     フォト「韓国岳山頂より高千穂峰を望む」
朝9時韓国岳登山開始。大浪池側の斜面はまだ樹氷が残っている。
昨日の雨で融けているのではなんて心配することもなかったな。登山道は根雪が凍結していてアイスバーンだ。
アイゼンをつけて登る。これが正解でアイゼンをつけていない人は登りも下りもこわごわだ。
頂上は雪もなく樹氷も溶け出していた。12時前には下山開始。下山途中で救急車の人が担架を持って4人登山道を登って行った。




1月27日(雨、えびの高原は雪)池めぐり
白紫池     フォト「白紫池」
家を出るときは高千穂峰も見え晴れていたのに、えびの高原に近づくにつれ曇ってきてガスがかかり雨も降り出してきた。
不動池に車を停め六観音池御池、白紫池へと向かうがもう雪に変わって瞬く間に雪景色となる。
韓国岳はまた樹氷が見られるのだろうか。韓国岳登山口には車が4台停まっていた。大浪池は2台、新湯にも2台。
12時には家に帰り着く。明日を楽しみにしよう。




1月28日(晴のち雪)韓国岳
韓国岳登山道の樹氷     フォト「韓国岳登山道の樹氷」
霧島連山は雪帽子を被っている。
わくわくしながらえびの高原へと急ぐ。が、チェーン規制だ。Nさんと合流してチェーンをつけて出発。
道路を登るにつれ車が立ち往生している。積雪があり日曜日で登山者も多い。
登るにつれ天候が変わり頂上はガスがかかり突風が吹き荒れる。さっさと下山する。





  平成13年   
2/10 獅子戸岳   2/11 池めぐり   2/18 中岳   2/24 ひなもり台   2/25 高千穂峰
2月4日(雨)
宮崎自動車道小林IC     フォト「宮崎自動車道小林IC」
小林からえびの高原へと雨の中、車を走らせる。小林ICに植栽されている木々に夷守岳をいれて撮影したくての構図決め。
この落葉樹の名前は知らないが以前から撮りたくて気になっていた。
えびの高原へ標高が上がるにつれ雨から雪へと変わっていく。えびの高原手前の露天風呂付近で引き返す。
土木事務所の車が道路の雪を除雪していた。昼から都城市のアウトドアーズプロショップ「木望峰」で登山靴を買う。



2月10日(曇り)獅子戸岳
獅子戸岳から韓国岳を望む     フォト「獅子戸岳から韓国岳を望む」
新湯〜獅子戸岳(ししこだけ)。
新湯からは去年の11月5日以来だ。夜の冷え込みが厳しいのだろう、登山道は霜柱やツララが残っている。
まだまだ山は冬の様相で防寒対策は必要だ。山の中と山頂では体感温度は極端な差がある。
このルートでも咲く時期は違うが春から初夏にかけて「キリシマミズキ」「ミツバツツジ」「ミヤマキリシマ」「ノリウツギ」と賑やかになる。




2月11日(快晴)池めぐり
二湖展望台より六観音御池と甑岳を望む     フォト「二湖展望台より六観音御池と甑岳を望む」
朝から雲ひとつない天気となりえびの高原はスケートに登山に観光にと人だかりだ。
ご一行さんとビジターセンターから白紫池〜白鳥山〜六観音御池〜不動池と池めぐりコースを歩く。
約6キロのコースをのんびりハイキング。帰りは温泉に入って身体を癒す。入浴料1人600円也。







2月18日(曇り後雨)中岳
高千穂河原     フォト「高千穂河原」
高千穂峰の積雪したところを撮ろうと高千穂河原から中岳に向かったが高千穂峰も中岳も雲に隠れて見えない。
中岳の崖まで来たが強風と雨で下山する。防寒は万全だがやはり雨にあたると痛くて冷たい。
中岳
登山道途中の看板に中岳の由来が書いてあった。
「中岳は霧島火山活動期の最後に誕生したもので、高千穂峰、御鉢、新燃岳といっしょにできあがったいわば兄弟火山です。
火山の型の上からは、コニーデ型火山に属しています。」。



2月24日(曇り)ひなもり台
ひなもり台より夷守岳と丸岡山を望む     フォト「ひなもり台より夷守岳と丸岡山を望む」
新聞に大幡池への登山ルートが紹介してあったのでひなもり台へ行く。
ここひなもり台はオートキャンプ場があり8時から17時までしか車は通行できない。結局登山口を見つけることが出来ずえびの高原に行く。
えびの高原は視界が悪く賽の河原(さいのかわら)から韓国岳を撮影するだけで今日は帰宅。






2月25日(快晴)高千穂峰
御鉢から高千穂峰頂上を見る     フォト「御鉢から高千穂峰頂上を見る」
先週から天気に恵まれず欲求不満がたまっているが今日は朝から快晴、高千穂河原から高千穂峰に登る。
高千穂河原からは2年ぶりか・・・さだかでない。赤茶色の山肌と空の青さが目に飛び込む。
御鉢を過ぎてからの急登には参った。頂上でNさんと会う。Nさんは御池小ルートからで下山は高千穂河原へ一緒に下りる。





  平成13年   
3/4 湯之野分岐   3/10 池めぐり   3/11 韓国岳   3/18 中岳   3/20 大浪池   3/24 生駒高原
3月4日(雪)湯之野分岐
雪降る湯之野分岐     フォト「雪降る湯之野分岐」
湯之野〜湯之野分岐4.5km。
湯之野から中岳へと登って行くのに日は照り暑いくらいだ。でも気象が一変し激しく雪がたたきつける。
見る間に辺りは銀世界と化す。分岐まで来たが雪が吹き付けるだけで元来た道を下りる。テープの目印も標柱も雪でわからない。 車も雪に覆われ道路は積雪していてスリップしやすい。事故もなく自宅に無事帰り着く。




3月10日(午前中雪)池めぐり
えびの高原の鹿     フォト「えびの高原の鹿」
おととい降った雪でえびの高原へ行く道路はチェーン規制だ。
韓国岳も雲に隠れて山腹も見えず池めぐりを行く。六観音御池は氷結していなかったが白紫池は凍っていた。
雪を踏みしめながらビジターセンターへと下りる。帰りは道路の雪も解けていた。
えびの高原の鹿は餌を与えるので人や車に慣れていて逃げない。





3月11日(晴れ)韓国岳
韓国岳火口     フォト「韓国岳火口」
今日はチェーンを装着しなくても通行できた。
韓国岳登山口の樹氷はなかったが天気が良くて山頂まで眺めることが出来る。登山道は滑りやすくアイゼンが必要だった。
3合目、4合目と登るにつれ見晴らしが良くなってきて樹氷もきれいに咲いている。登山者も今日は日曜日で多いように思われる。
頂上からの景色はと言うと眺めは素晴らしかったが樹氷は融けて少なかった。12時下山開始。




3月18日(晴れ)中岳
高千穂河原     フォト「高千穂河原」
春本番、昨日の雨もあがり雲が切れ山が姿を表す。
吹き抜ける風が心地よくうっすらと汗が出る。中岳山頂もさわやかであった。
前回は雨と強風で崖手前で引き返した。今日はいい気持ちだ。ミヤマキリシマも蕾をいっぱいつけている。
板の登山道を歩く人たちを遠くから撮影する。出来上がりはいかがか。





3月20日(曇り)大浪池
大浪池のマンサクと韓国岳     フォト「大浪池のマンサクと韓国岳」
大浪池のマンサクが咲き始めていた。つぎの日曜日頃から見頃だろう。
山頂湖の周りをマンサクを撮りながら春の風を浴びといきたいのだが冷たい風でしょうしょう寒い。
春分の日で登山する人たちも多い。駐車場から約40分で山頂に着くので皆気軽に登れる。







3月24日(薄曇り)生駒高原
生駒高原の菜の花     フォト「生駒高原の菜の花」
今、生駒高原は菜の花が咲き黄色に染まっている。
春の風が高原を甘い香りを乗せて気持ちがいい。観光バスやマイカーの家族連れと皆高原を散策している。
晴れていれば寝っころがって雲を眺めるのも良し、草花の匂いを嗅ぐのも良し。
桜の開花宣言も出、山桜が山々を彩る。





  平成13年   
4/1 御池   4/14 新燃岳   4/15 高千穂峰   4/22 韓国岳
4月1日(快晴)御池
御池と桜     フォト「御池と桜」
霧島神宮の先の川に山桜を撮影と期待して行ったがもう散っていて葉桜となっていた。
それではと御池へ向かう。昨日の荒れた天気で韓国岳は積雪していた。今日はそよ風でドライブもいい気持ちだ。
御池は釣り人やボート遊びを楽しむ人、散策する人、ベンチに座りのんびり過ごす人と皆休日を楽しんでいる。




4月14日(曇り後時々晴)新燃岳
新燃岳     フォト「新燃岳」
新湯林道のキリシマミズキが満開だ。林道の沢沿いに黄色い花を房状につけて風に揺られている。
晴れていれば青空に黄色が映えるのだが残念。香りがあると本に書いてあるのだが鈍感なのか・・・。
新燃岳まで登ったが風が強くて早々に下山する。疲れた。











4月15日(快晴)高千穂峰
高千穂峰山頂     フォト「高千穂峰山頂」
雲ひとつない青空、疲れていても身体が自然に山に向かわせる。
高千穂峰から360度視界良好、登山者も多い。次から次へと追い越され写真を撮りながらごまかしごまかしの登山だ。
年配の夫婦がおそろいのウエアで登山しているのを見ると微笑ましくなる。運動靴で登山している人が多く、ザレ場など滑りやすく危険だ。 できればくるぶしまでのトレッキングシューズか登山靴をお勧めする。おせっかいか。




4月22日(晴)韓国岳
韓国岳山頂     フォト「韓国岳山頂」
韓国岳も「キリシマミズキ」で山の2,3合目あたりまで黄色に染まっている。
「シロモジ」だと思うがこれも黄色い花を咲かせている。
韓国岳の頂上は肌寒いくらいだが見晴らしがよくて疲れが吹っ飛び気持ちがいい。
普通霧島の山の縦走と言えば韓国岳から始まって獅子戸岳、新燃岳、中岳、高千穂河原に至り、 完全縦走はそれから高千穂峰、霧島東神社に至るのが一般的だと思う。






  平成13年   
5/3 えびの高原   5/4 新湯   5/12 新湯分岐   5/13 中岳   5/20 中岳・新燃岳   5/26 中岳   5/27 池めぐり
5月3日(快晴)えびの高原
ノカイドウ     フォト「ノカイドウ」
GW後半4日ぶりに雨もあがりえびの高原の駐車場も臨時の駐車場も車であふれている。
その沢沿いにノカイドウが可憐に咲いている。今年は花付きが良いと新聞に書いてあった。
韓国岳は登山ラッシュで池めぐりとルート変更。それでも結構な人であいさつしてすれ違う。
韓国岳に登っていれば何十回あいさつを交わしただろう。






5月4日(晴)新湯
新湯林道沿いの滝とミツバツツジ     フォト「新湯林道沿いの滝とミツバツツジ」
今日は新緑を求め新湯の滝へと向かう。
低いところではミツバツツジはもう散っているのもありどうにか撮影できた。
ピンクの花が可愛らしい。枝先に葉を3枚つけるのでミツバツツジと呼ぶらしい。
新燃岳分岐辺りのミツバツツジはまだ早いのだろうか。まだ行っていない。






5月12日(晴)新湯分岐
新湯分岐のミツバツツジ     フォト「新湯分岐のミツバツツジ」
新湯から獅子戸岳。
新湯分岐の手前から登山道はミツバツツジのトンネルだ。今年は例年になく花付きがいい。ミヤマキリシマも期待できそうだ。
獅子戸岳から見た新燃岳の山肌はピンクに染まり登山者は絵に書いたような風景を堪能している。
明日も天気が良さそうでミツバツツジを見にどっと登山者が繰り出すだろう。





5月13日(晴)中岳
中岳とミヤマキリシマ     フォト「中岳とミヤマキリシマ」
高千穂河原から中岳へ。朝5時半登山開始、朝の空気が気持ちいい。
登山道づたいのミヤマキリシマはもう満開と言えそうでピンク色をあたり一面ちりばめている。
中岳の山頂のミヤマキリシマはまだつぼみで咲き出すのは数日先だろう。
下山後高千穂河原の自然研究路を散策する。中岳も多かったがここも人が結構来ている。






5月20日(晴)中岳・新燃岳
新燃岳より高千穂峰を望む     フォト「新燃岳より高千穂峰を望む」
先週に続き高千穂河原から中岳のルート。今日は朝焼けを撮りたいので朝5時前から登る。
絞り優先だが露出不足だ。3秒とか2秒と表示する。楽するために三脚は車の中だ。しかたなく案内板にカメラを固定して撮影する。
中岳から新燃岳まで足を伸ばす。
帰りはすれ違う登山者で大混雑と化す。高千穂河原の駐車場も満杯、道路には駐車しきれない車で長蛇の列だ。




5月26日(晴)中岳
高千穂峰     フォト「高千穂峰」
またまた中岳登山道を午前5時スタート。今度は三脚を持って朝焼けを撮影する。
いい写真が撮れていそうで自己満足をする。中岳へは登らず「つつじコース」「もみじコース」を歩き、横切り写真を撮りまくる。
午前9時前には高千穂河原に戻り一路帰宅する。今日は昼から親戚が集まっての祝いの席がある。
明日は池めぐりか韓国岳に行こうか。ここもミヤマキリシマが楽しみだ。





5月27日(曇り)池めぐり
六観音御池と韓国岳     フォト「六観音御池と韓国岳」
えびの高原の駐車場に来たが池めぐりのコースの階段の工事が12箇所で7月20日まであり今はビジターセンターから展望台までやっている。
それではと不動池の駐車して六観音御池、白紫池、二湖展望台とミヤマキリシマを追いまわす。
戻りは硫黄山(賽の河原)と韓国岳のミヤマキリシマを眺める。今年は色付きがいいようで韓国岳の山頂も見事だろう。
曇っていてたまにパラパラと雨が降ったりもしたが登山する人、散策する人などなど結構な人出だ。




  平成13年   
6/3 韓国岳   6/9 新湯分岐   6/17 大幡山   6/24 池めぐり
6月3日(うす曇り)韓国岳
韓国岳より高千穂峰を望む     フォト「韓国岳より高千穂峰を望む」
韓国岳登山口午前5時出発、もうツアー登山の団体さんも登山口に集合している。
登るにつれて汗がうっすらと出るくらいで朝の風が心地いい。山頂に6時半到着。頂上のミヤマキリシマは日当たりのいい所では咲いているがこれからが期待できそうだ。
9時に下山開始。帰りは登る人で行列が続くとは大げさか。ツアーが多いのにびっくりだ。
10時下山する。硫黄山からもミヤマキリシマと韓国岳を撮り帰路に着く。





6月9日(午前中曇り)新湯分岐
オオヤマレンゲ     フォト「オオヤマレンゲ」
新湯6:00→林道終点7:00→新湯分岐8:00。
登山開始から雲がかかり山は見えない。登山道を歩くのは私一人だけだ。新湯分岐ではガスがかかり雨も降り出してきた。
分岐で一休みして元来た道を引き返す。途中で数組と出会っただけだった。10時半新湯着、いい天気になっている。
まだ時間も早いし晴れたのでオオヤマレンゲを撮りに不動池に向かう。つつじケ丘はミヤマキリシマが満開で大勢の人でごった返している。
不動池からちょこっと硫黄山の方へ登るとオオヤマレンゲが咲いている。ここも結構な人だ。オオヤマレンゲがモクレン科とは知らなかった。

6月17日(晴れ)大幡山 大幡池
    フォト「大幡池」
先週は天候不順で新湯分岐で引き返したが今日は梅雨の中休み、朝から温度が上昇だ。
今日は奮発して大幡池までの登山、いつもの新湯から緑が深まった林道を進む。これだけ山が深くなると登山道をはずれるのはやめたほうがいいようだ。
尾根や沢を横切ったりしたとき、引き返す場合に道をまちがいやすい。見晴らしが出来なくなるので余計にあせってしまう。気をつけましょう。
大幡池へは平成10年11月23日以来だ。大幡池のすぐ後ろが丸岡山、その後方が夷守岳。帰りはへばり気味だった。


6月24日(午前中曇り)池めぐり
北展望台より六観音御池を望む     フォト「雲間からの六観音御池」
高千穂の山々は雲の中にあって姿を見せない。
不動池に車を停め北展望台へと足を速めるがすぐに息が上がる。
北展望台は不動池からだと六観音池を過ぎ登山道を登り切った所から上へ約200メートル登った所だ。
ここで雲間に三脚を据え待つこと2時間ほど、辺りが明るくなり突然雲がさっと引き湖が眼前に表れる。これには感動する。
チャンスだとばかりにシャッターをあわてて押す。レリーズを使っているからブレは大丈夫だろう。




  平成13年   
7/1 甑岳   7/8 新湯林道   7/20 中岳   7/28 中岳・新燃岳   7/29 御池野鳥の森
7月1日(曇り後晴れ)甑岳
甑岳火口     フォト「甑岳」
久しぶりの甑岳、露天風呂近くに車を停めいざ甑岳へ。赤松千本原の中の沢にかかっている丸田の橋まで来て写真を撮ろうとしてカメラを車の中に忘れてきたのに気づく。
先週買ったばかりの三脚は大事に抱えているのになさけない。足取りも重いまま引き返す。
甑岳の頂上から下のほうは雲が次から次へと流れていく。頂上には雲がかからず下界は何も見えず雲の上に居る。
火口へと下りるとススキの葉も緑で夏本番を思わせる。すれ違った人は5人。




7月8日(曇り)新湯林道
新湯林道     フォト「新湯林道」
午前8時の気温27度、新湯林道を歩く。曇りで太陽は照らないが林道を吹き抜ける風が無く蒸し暑い。
昨日までの雨で余計に湿度が上がっているみたいだ。中腹から上は次から次へと雲が現れ山頂は見えない。
新湯林道途中にある「落石注意」の看板を掲載した。水を含んでいるので崖寄りを歩くのは注意が必要だ。
反対側は路肩が崩れやすいのでやはり気をつけたい。下山途中で会った人2人。



7月20日(晴れ)中岳
高千穂河原     フォト「高千穂河原」
高千穂河原から中岳へと出発。朝5時すぎ高千穂河原の駐車場には車が他に2台。1台は山口から来た夫婦だ。
朝日が差し込む石畳の登山道を登りきり平坦部に着いた。朝露がついた葉を入れて撮影開始。とシャッターが下りない。昨日も使ったのに電池切れにしてはと思いながら見直したがだめ。
駐車場まで引き返し電池を交換したりノーマルグリップに変えたりしたがカメラは無反応。がっかりだ。
早々と山を後にする。



7月28日(晴れ)中岳・新燃岳
新燃岳火口     フォト「新燃岳火口」
今日は3倍ズームのカメラにネガフィルムを入れ高千穂河原から中岳へ再度トライ。
5時30分過ぎ高千穂河原を出発し林の中の石畳の登山道を登ること約10分で平坦部に着く。ここからは太陽をさえぎるものが無く帽子、水は必需品だ。
夏は天候も変わりやすいので雨具も携帯したい。私は折り畳み傘をザックに入れている。
中岳頂上に約1時間10分で到着。中岳を周回するように歩き新燃岳へ向かう。今日は鹿の群れに遭遇。中岳で16頭、新燃岳で10頭の群れを遠くから見る。
新燃岳を8時過ぎに下山する。下山の途中中岳の崖手前でイギリスの青年と会い日本語で話す。日本語が達者で感心した。
9時40分高千穂河原に着く。

7月29日(晴れ)御池野鳥の森
小池入り口     フォト「小池入り口」
小池〜御池野鳥の森〜御池キャンプ村〜R223。約3時間のコース。
杉林を歩きすぐに原生の林へと入る。木漏れ日が日差しをさえぎるが登っていくので汗が出る。
小池への入り口を過ぎまっすぐに進み野鳥の森から御池キャンプ村へと下って行く。鳥のさえずりは聞こえるがなんと言う鳥かは私には判らない。木の種類も多く掲示板が結構ある。
御池キャンプ村から皇子港へと池のまわりを歩く。釣りをする人、ボートで遊ぶ人、散歩する人等とすれ違う。
皇子港からはR223号を駐車した所まで歩く。登っていくので苦にならないが自動車には気を使う。自動車のほうも気を使っている。



  平成13年   
8/5 大浪池   8/11 池めぐり   8/12 新湯   8/25 甑岳
8月5日(晴れ)大浪池
Annie(アニー)さんとJoel(ジョエル)さん     フォト「ニュージーランドの先生」
朝6時前大浪池登山口から大浪池へと登る。約40分で火口湖に到着。
朝早いのだが風がなく蒸し風呂のような登りだった。火口湖は朝もやにぼんやり霞み墨絵のようだ。神秘的で汗を拭く前にシャッターを切る。
大浪池の火口湖を東回り(右に湖を眺めて)に汗を拭き拭き韓国岳分岐へと向かう。ノリウツギが清楚に咲いて緑の山肌に色を添えている。
火口湖を一周する途中愛媛から旅行で来られたニュージーランドの英語の先生二人と会う。Annie MillsさんとJoel Bachaさん。アニー・ミルズさんとジョエル・バチャさん。
長崎、大分とこれから旅行する予定でアニーさんが英語を教えるから愛媛に来なさい、なんてもちろん日本語で話す。霧島山の思い出も胸に留めて楽しい旅行をして下さい。10時過ぎ大浪池登山口到着。

8月11日(雲低し)池めぐり
池めぐりコースから夷守岳を見る     フォト「池めぐりコースから夷守岳を見る」
韓国岳へ登る予定だったが雲が垂れ込め雨も降っている。
不動池に車を停め池めぐりへと変更する。
不動池→六観音御池→北展望台→白鳥山→二湖展望台→センターと高原のさわやかな風を受けながらの池めぐりだ。
気温が26度から27度と本当に気持ちがいい。陽が差すとまた景色が一変して撮影に没頭だ。
今日はポリ容器を2缶持って行き霧島の水を汲んで帰った。




8月12日(曇り)新湯
新湯の滝     フォト「新湯の滝」
この滝の名前を以前「両滝」と聞いたようだがあやふやだ。
新湯の林道から見えるこの滝を撮るために今日は時間を遅らせて出発した。
滝は周りが原生林と赤松などに囲まれていて朝が早いとまだ滝には陽があたらず、まして曇りだとちょっと気味が悪い。
滝壷の近くまで寄って撮影するが蒸し暑くすぐにめがねが曇ってしまう。風のとおりが悪いのだろう。写真は期待できそうだ。
2時間くらいいて滝を後にする。帰りは雨になっていた。



8月25日(晴れ)甑岳
甑岳山頂より火口を眺める     フォト「甑岳火口」
台風11号が列島を縦断した後は秋の気配が感じられる。先日テレビでえびの高原のススキを放映していた。
甑岳はどうかな、と昨夜も思いつつ夜更かしで寝不足気味だ。7時ごろから露天風呂近くに車を停めて出発する。忘れ物が無いように点検。
赤松千本原に朝日が差し込み苔やシダに光があたり光り輝く。
山頂に吹き抜ける風がもう秋だ。火口に下りるとあちらこちらとススキが穂を出している。9月、10月と火口の中をススキの絨毯と化す。
火口の中に居る間私一人火口を独占、Tさんにもメールで書いたように「天下を取った気分」となる。帰り着くと入れ替わりに登山者が甑岳目指してゾロゾロ。


  平成13年   
9/8 えびの高原   9/9 甑岳   9/16 甑岳   9/22 高千穂峰   9/23 高千穂河原   9/24 大幡池
9月8日(えびの高原小雨、視界悪し)えびの高原
新湯にて     フォト「新湯にて」
霧島の山は上が雲に隠れていて撮影できるかどうか・・・。
ひさしぶりに小林からえびの高原へと向かった。御池、コスモス牧場、生駒高原、赤松千本原バス停と寄りながら撮影。
沿道はススキの穂が出ていて秋の風情だ。赤松千本原でガスで視界が悪くなり不動池も見えず新湯へと向かう。
新湯はえびの高原からは標高が低いので青空だった。湯之野登山口に車を停め霧島公園小林線を高千穂河原へと歩く。
雨が降ったり晴れたりで道路を歩くのは蒸し暑く距離にして半分くらいで引き返す。道路は照り返しもあり登山道を歩くより疲れる。次に残しておこう。

9月9日(雨)甑岳
赤松千本原     フォト「赤松千本原」
甑岳へと露天風呂から霧に煙る赤松千本原を進む。
雨は降っていないがガスがかかりモノトーンの世界だ。甑岳頂上も回りは見えず先に登った人の声だけが聞こえる。
火口の中に下りるとあたり一面ススキが穂を出していて背丈ほどもある。湿地まで行っては見たがガスがとれず一時して雨が降り出してきた。
長居は無用でザックにカバーをつけ折り畳み傘をさし下山する。下山途中5人の家族連れと2人の夫婦連れとすれ違う。



9月16日(行楽日和)甑岳
甑岳より韓国岳を望む     フォト「甑岳より韓国岳を望む」
朝早いうちは雲が多かったが時間が経つに連れて秋晴れとなる。
今日の甑岳は韓国岳も火口から見え湿地にその姿を映している。やっと視界良好の明るい写真が撮れる。あとは腕だけだ?。
赤松千本原も陽がさし込み甑岳へと足取りも軽やか。いざ登るとなると結構バテ気味だった。山頂までたった500メートルなのに体力なし。
先週からしたら車車、人人人、霧島の秋も行楽に登山にと賑やかになって来た。




9月22日(秋晴れ風強し)高千穂峰
高千穂峰の馬ノ背     フォト「高千穂峰の馬ノ背」
高千穂河原に車を停め高千穂峰へと出発。石畳の登山道を歩くこと20分くらいで赤茶けたザレ場に入る。
ここから風が強くなりたまに突風が吹き付けバランスを失いそうで恐い。馬ノ瀬を進むが巾が無いのに強風が吹きつづけるので足が止まる。
結局頂上はあきらめ馬ノ瀬を引き返す。御鉢から下を見ると駐車場は一杯で次から次と登って来る。
今日は人物をいれ36枚撮りを2本撮影した。




9月23日(曇り)高千穂河原
高千穂峰河原     フォト「高千穂峰河原」
天気予報では晴れで強風注意報が出ている。自宅から高千穂峰を見ると半分から上が雲の中だ。
昨日みたいな突風は吹かないだろうと今日こそ山頂を目指す意気込みで出発する。Nさんと高千穂河原で待ち合わせ。
登山者は多いのだが待機する人、登る人、ビジターセンターでくつろぐ人とさまざまだ。車の中でNさんと写真を見せてもらいながら写真談義に山登り談義にと話しがはずむ。
結局二時間余り待ったが今日はこれにて解散となる。




9月24日(下界晴れ、山は雲の中)大幡池
大幡池の山法師の実     フォト「大幡池の山法師の実」
今日も山は雲に隠れているが空は青空も出ていて雨の心配はなさそうだ。
高千穂峰へと車を走らせているとNさんから電話が入り御池小登山口でススキを撮っているとのことで方向転換御池小へと走らせる。
ススキが逆光を受けキラキラ光る、杉がバックになり黒く引き締め余計にススキが艶やかになる。現像が楽しみだ。
一時してひなもり台登山口から大幡池目指してNさんと登ること2時間位で大幡池に着く。
登り始めは頂上が見えていたのだが大幡池に着いたときはガスの中で写真も思うように撮れずに池を一周して下山。



  平成13年   
10/2 生駒高原   10/7 高千穂峰   10/13 高千穂峰   10/21 霧島バードライン   10/27 新湯林道   10/28 池めぐり
10月2日(快晴)生駒高原
昨日は十五夜でススキを玄関に飾って中秋の名月としゃれ込んだ。今日はまた満月で夜空は澄み渡り大きな月が頭上に輝いている。
昼間にちょこっと生駒高原へと車を走らせコスモスの開花を確かめる。もう3分咲きくらいかコスモスが秋風にゆらゆらしていて心が和む。
写真を撮る人や輪になって食事をとる人々、車を停めて記念写真を撮るカップルと人の絶えることが無い。
今度の連休はずっと手前から道路は渋滞になるだろう。それでも人々は訪れる。

10月7日(雲の中)高千穂峰
高千穂峰の馬ノ瀬にて     フォト「高千穂峰の馬ノ瀬にて」
連休で高千穂河原も朝7時というのに駐車場は多数の車。県外車も多く見受ける。
高千穂峰の御鉢の稜線も雲に隠れていて見えないがそれでもたくさんの人が登って行く。撮影にはちょっと不向きと思いながら視界が悪い中を御鉢まで登る。
馬ノ瀬を登るに連れ視界がいっそう悪くなりしっとりとした横風が容赦なく吹き付ける。カメラをザックにしまいこみ馬ノ瀬を過ぎ下ったところで頂上はあきらめた。
馬ノ瀬で鹿児島から1人で来たと思われる80歳の男性に会って写真を撮ってあげた。敬服!!。




10月13日(秋晴れ)高千穂峰
御鉢     フォト「御鉢」
9月22日、23日それから10月7日と高千穂峰にアタックするも天候不順で途中までで断念。
今日4度目にして高千穂峰の頂上に立つ、とは大げさか。それでも高千穂河原から登ること2時間半(普通2時間くらい)。
馬ノ瀬を過ぎこれから急登となるときにガスが周りを隠してしまう。待つこと30分くらいで雲はどこへ行ったのか青空がひろがる。
山頂からの眺めはやはり絶景だ。小林の三松中の生徒が高千穂峰の山頂を目指してだれ気味だ。がんばれ!!



10月21日(曇り一時雨)霧島バードライン
高原牧園線の紅葉     フォト「高原牧園線の紅葉」
いよいよ紅葉のシーズン到来。えびの高原へと走る高原牧園線とえびのへの霧島バードライン沿いの木々は紅葉していて秋が来たとうきうきする。
高千穂河原から新湯へと車を走らせるがガスがかかって眺めも期待できず紅葉もしていない。新湯登山口の新燃荘に車を停めて写真を撮る。登山する人の車が数台駐車している。
小雨も降っているのでえびの高原へと車を走らせる。大浪池登山口にも数台、ここを過ぎるともう山肌も沿線も紅葉だ。
これからの一日一日が色づいてくるのだろう。えびの高原は風が強く皆寒そうに見学していた。



10月27日(晴れ)新湯林道
新湯の沢の紅葉     フォト「新湯の沢の紅葉」
新湯も次から次へと木々が色づいている。木ではなく葉っぱで一日一日と紅く黄色くコントラストを強めている。
新湯の前に小田線の紅葉の撮影に行く。先週は小雨模様だったので再度撮影にトライ。三脚を使ってじっくり撮影。
えびの高原の駐車場は観光バスや登山者の車で結構詰まっているようだ。新湯からは5月以来か(7月にも登山している)林道を三脚とカメラを持ってのんびり歩くと秋の風がさわやかに語りかける。
自分で思う分慣性が高まって良しとしよう。プラス思考だ。



10月28日(雨)池めぐり
雨の池めぐりコース     フォト「雨の池めぐりコース」
六観音御池の展望台傍に御堂がある。「六観音堂」。
その案内板に「村上天皇の御代に性空上人が、この六観音御池の湖畔で法華経を読誦しておられると、忽然、白髪の老翁が現れ言うことには、『我はヤマトタケルノミコトである。白鳥と化してこの峰に住むこと久し、今、師の読誦苦行の徳に感応して身を現すものなり。』 この因縁によって上人は、湖畔の出現場所に堂宇を建て、中に手彫りの六観音を安置したと伝えられています。」と書いて設置してある。
今日の六観音御池はガスで対岸の紅葉は見られなかった。それでもNさんと待ち合わせて撮影する。雨が降っているのに撮影の収穫があったみたいで現像が楽しみだ。
今度は大浪池の紅葉と二人して行く前から張り切っている。雨が降ったり止んだりの中12時前から4時前までお疲れでした。


  平成13年   
11/3 新湯   11/4 大浪池   11/11 池めぐり   11/15 池めぐり   11/18 霧島川   11/23 矢岳   11/24 霧島神宮
11月3日(雨)新湯
新湯の紅葉     フォト「新湯の紅葉」
霧島公園小林線の労災病院から新湯の水場までの沢は山が紅葉し始め車からの眺めもいい。
雨が降り止まずそれでも傘をさし三脚、カメラ、望遠、ザックと両手に持ってレンズが濡れないように撮影する。
次に砂防堰の上流へと赤松の中を廻り込む。この沢から見れば遠く新湯林道の山肌も紅葉しているが雨で霞んでいた。
今日のフォトが上流のモミジで岩の上に載って撮影したものだ。明日は雨もあがり冷え込むので紅葉もいっそう鮮やかさを増すだろう。



11月4日(快晴)大浪池
大浪池と韓国岳     フォト「大浪池と韓国岳」
7時前大浪池登山口の駐車場には10台近くの車が駐車していた。
Nさんの携帯に電話するとえびの高原にいて韓国岳から昇る朝日を撮影していると返事があり1人で大浪池に登る。
ウインドブレーカーを着ての登山で朝早いうちは冷え込む。山頂近くの登山道そばのモミジが紅葉していて池の廻りも紅葉しているなと元気になる。
山頂は風があり池は漣が立っていて韓国岳の映しこみが無かったが池の周りは紅葉が始まっていてカラフル模様を楽しませてくれる。
山頂も登山道も登山口も人で一杯だ。


11月11日(うす曇)池めぐり
えびの高原駐車場より     フォト「えびの高原駐車場より韓国岳を望む」
えびの高原は霜が下りてつつじケ丘は一面真っ白だ。
ブレーカーを着、手袋をし駐車場から白鳥山へと池めぐりコースを登って行く。まだ時間が早いのですれ違う人は少ない。
白鳥山へは行かず反対方向に入り込み六観音御池を松の間から撮影する。展望台から撮る風景とはまた違ったアングルになり甑岳も入れながらの撮影だ。
道なき道を進むのもホドホドにしなければ登山道に出るのに大変。白紫池まで来て引き返す。帰りはすれ違う人多数で挨拶、挨拶、あいさつ・・・。
紅葉も新湯へと下っている。昨日は天気が良かったから今日以上の人出だっただろう。


11月15日 池めぐり
メモなし。

11月18日(晴)霧島川
御手洗川の紅葉     フォト「御手洗川の紅葉」
今日は霧島神宮先の霧島川に紅葉を撮りに行く。
御手洗川(みたらしがわ)は霧島の七不思議の一つで岩穴から湧き出る水が小川となって流れている。と書いてある。
ここの社の紅葉がみごとだ。まだ陽があたらないのが残念。
この先は霧島川に沿って霧島第一発電所まで行けるが車は途中までしか進めない。川沿いの紅葉もちょっと早いかなと思ったが1本逆光に輝くりっぱな紅葉。
そして陽が差し込み川辺にもやが立ち上がりキラキラ光る。シャッターチャンスとばかり撮影。



11月23日(快晴)矢岳
皇子原公園から見た高千穂峰     フォト「皇子原公園から見た高千穂峰」
皇子原公園を過ぎ林道を走り終わるとそこが矢岳、高千穂河原への登山口。
砂防ダムの工事の最中で登山口も現場事務所が建っていた。空は青空、雲ひとつなく絶好の登山日和。
矢岳へと足を進めるが早くもふくらはぎに筋肉痛、「やばい」と思いながら沢へと下りる。沢への足場も急で慎重になる。
昨晩NHKのドキュメントで足を踏み外して亡くなった登山者のことを放映していたからだ。
沢を下りてからがまた急な登りで参った。山頂まで登るのにギブアップ寸前。
山頂からのパノラマは青空が広がっていい撮影日和で満足して下山。


11月24日(快晴)霧島神宮
霧島神宮参道の紅葉     フォト「霧島神宮参道の紅葉」
昨日の疲労がまだ残っている。今日は山には行かず霧島神宮の紅葉を撮りに行く。
7時過ぎに霧島神宮駐車場へ着くとNさんが来ていて撮影していた。他にも一人4時から来ていたそうな。
例年より1週間くらい紅葉が遅いと境内を清掃していた人が言っていた。夕方は夕陽が差し込みこれもいい。と言っていた。
夕陽はまたとして朝陽に輝く紅葉がきれいで撮影する人も時間が経つにつれて増え、参拝する人も観光バスも増え駐車場には次ら次へと車で埋まる。
外国からの団体も来ていた。帰りに霧島川に寄って帰宅する。



  平成13年   
12/2 生駒   12/8 矢岳   12/16 韓国岳   12/22 韓国岳   12/23 大浪池   12/30 中岳   12/31 池めぐり
12月2日(晴)生駒
夷守岳と大根干し     フォト「夷守岳と大根干し」
紅葉も過ぎ韓国岳は昨年より2週間も早く冠雪し霧氷が咲いたと報道していた。
今年は例年より寒くなるのだろうか。大根干しを撮りに生駒に行くのだが御池に寄ったり満月を入れて高千穂峰を捕ったりでなかなか現地に行き着かない。
Nさんからは電話で小池にいると言う。夷守岳、韓国岳、甑岳をバックに霧島おろしの風物詩を人物を配しながらの撮影だ。
もちろん一言断ってじゃまにならないように構図を工夫。電線がバックに入るので厄介だ。天気が良すぎて寒さが表現できなかった。
次回を期待し小池へと車を走らせる。小池への映しこみがきれいだった。


12月8日(晴)矢岳
矢岳より高千穂峰を望む     フォト「矢岳より高千穂峰を望む」
Nさんと7時半に御池で待ち合わせて皇子原から林道を走り矢岳登山口に到着。車が1台停まっていた。
今日は砂防ダムの工事は休みのようでその横を矢岳へと登って行く。一度登ってから沢へと急な崖をへっぴり腰で下りる。
沢から矢岳山頂まで1時間と書いてあるが沢からの登りは急な登りの連続で私では1時間は無理だ。それでも登る。
高度が上がるにつれ高千穂峰が眼前に迫り圧巻だ。昼前には雲もなくなり青空が広がって気持ちがゆったりして幸せ一杯になる。
竜王山まで足を進め午後3時過ぎに下山、下りも疲れ沢から崖を登るのも疲れ・・・次は高千穂峰が冠雪した時か。

12月16日(うす曇、山頂は展望良し)韓国岳
韓国岳山頂より高千穂峰を望む     フォト「韓国岳山頂より高千穂峰を望む」
寒波襲来で韓国岳は昨日も冠雪していた。今日は山頂に雲もかかっていないので霧氷を期待し登山道を登る。
風はなくうす曇で登山道の固くなった雪に気をつけながら登ること3合目で霧氷とご対面だ。太陽が雲に隠れてなかなか白さが出ないが溶けないうちに撮影だ。
3合目から頂上までの登山道は霧氷で楽しませてくれたが頂上から高千穂峰側は溶けていた。それでも空気が澄んでいるのかコントラストの強い風景となり高千穂峰が浮かび上がって見える。
遠く阿蘇山も雲間から見えていた。桜島も高隈山系も見えたのだが開聞岳は見過ごした。



12月22日(曇、雲低く視界不良)韓国岳
韓国岳登山口の霧氷     フォト「韓国岳登山口の霧氷」
またまた寒くなり韓国岳へと車を走らせる。大浪池と韓国岳は真っ白で甑岳、白鳥山もうっすら雪化粧をしている。
チェーン規制が一部されていたがチェーンはしないで行けた。登山口から霧氷がお出迎えだが空には青空がなく白に青と楽しみにしていたのだが残念。
どんよりした冬の雲が韓国岳の5合目あたりから上を覆っていて次から次へ流れていく。頂上は火口も見えず冷たい風が熟年を容赦なくたたきつける。
頂上の霧氷もきれいで後は晴れて高千穂峰が見えればいいのだがと思いつつ下山。



12月23日(曇のち晴れ)大浪池
大浪池の霧氷と韓国岳     フォト「大浪池の霧氷と韓国岳」
大浪池に行く途中、吉之元からいつもの撮影ポイントで高千穂峰を撮影。
ここから見ると高千穂峰は雲がかかっていないのだが韓国岳は雲に隠れている。大浪池はうっすら雪化粧でよく見える。
大浪池へは樹海の中を登るので冷たい風が遮られていいのだが上はまだ曇っていて風も冷たい。韓国岳も真っ白で半分しか見えない。
大浪池の東回り側は日が当たらず霧氷が花盛りで時間が経つにつれ青空が広がってきて白さが際立つ。
昼前には韓国岳の頂上も晴れ渡り韓国岳頂上にいる登山者の姿が良く見える。避難所まで行き元来たルートを引き返す。西回りは陽が当たっていて白くなっていない。 満足満足の登山で韓国岳に登ったNさんもいい写真が撮れたことだろう。

12月30日(晴れ強風中岳山頂は突風)中岳
中岳山頂より新燃岳を望む     フォト「中岳山頂より新燃岳を望む」
大浪池登山口からえびの高原への道路は積雪していて走れるとは思うがスリップしそうで恐い。
途中まで走って駐車帯に止め韓国岳を見るが雲の中で大浪池も隠れている。このままえびの高原へと走ってもチェーンが必要になるし、と引き返し高千穂河原へと走らせる。
高千穂峰も雪をかぶっていて雪煙が舞っている。中岳へと高度を増すにつれ風が強くなり寒くはないのだが肌に当たる風が痛い。
中岳山頂はこれまたすごい風で体を支えるのが大変で歩けない状態だ。遮るものがないので容赦なく吹きまくる。
高千穂峰側は青空があるのに韓国岳側は雪雲模様で新燃岳も時々姿を現す。撮影どころではなく早々に下山。

12月31日(快晴無風)池めぐり
白紫池     フォト「白紫池」
えびの高原は一面の銀世界だ。道路は除雪されていて凍結もなくいざ不動池の駐車帯へ。
風もなく空は抜けるような青空が広がっている。韓国岳も登山する人で路肩には車の縦列だ。えびの高原はスケートリンクもあり家族連れも多い。
池めぐりの登山道もかなりの積雪で枝は雪で垂れ下がっている。白さと青さでまぶしいくらいだ。
不動池、六観音御池、白紫池と湖面まで下りて冬景色を露出をいろいろ変えて撮影。白紫池を撮ってから二湖パノラマ展望台へと登り白鳥山、北展望台と進む。
昨日の天気が嘘のようで歩きすぎて帰りは足取りが重かった。来年も山に登るぞ〜。





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